和がまま紫苑の人生「思うがまま」

きもの着付けは引き寄せのとてもいいレッスンだとほかのことに応用。環境どんどんいい方向に。探求、実践してみます。

シャネル・・スパイ顛末と死「こんな風に人は~~」

2019-02-01 19:46:14 | きものの本&本

 

誰も知らなかったシャネル」の続きです。

「家無し、親なしを武器に上りつめる」


ユダヤ人嫌いは、

当時の欧州では特別なことではなく、

特に貴族階級や富裕層では多かった。

反共とかね。

戦後、彼女が対ドイツ協力者として一度は

逮捕されたものの、罪に問われなかったのは、

イギリスの首相チャーチルの助けが

あったとされていますが、

チャーチルは知人であるイギリス貴族たちが

ナチス協力者だったことを

シャネルに暴露されたくなかったからだって。

 

その中にはシャネルの愛人だった

ウエストミンスター侯爵や、

(彼女はこの名前でスパイ活動をしていた!)

「王冠を賭けた恋」で知られるエドワード八世と

その妻もいた。

対ドイツ協力者への報復もすごかった。


シャネルはユダヤ人嫌いではあったが、

スパイ活動をしたのは、

彼女の甥がソ連の捕虜となっていたのを

救うためともいわれている。

NO5の香水の利権を共同経営者に

搾取されていたけど、

アメリカにわたって難を逃れたこのユダヤ人は

戦争中に、

なんと香水のレシピを盗み出したり、

その盗んだ男は戦後アメリカシャネル社の社長となったり。

戦後シャネルは復活したものの、

破産状態になったときに、

このユダヤ人が援助したんだけど、

それも莫大な香水の

利権があったからといわれています。

この香水が「金の生る木」なんだね。

私が若い時には欧州旅行に行くとお土産は

必ずこれだった。

今も何秒かに一本売れているんだって。



ドイツ情報部のディンクラーゲ。

 

戦時中、彼女の愛人だったのがこの男。

もう見るからにシャネル好みのイケメンで、

「洗練された物腰と話題の豊富さと

その美貌で社交界の人を

次々と協力者にしていった」

いやもう、自分の命と贅沢のことしか考えていない~~、

そのためには友を、家族を、愛人を裏切る^.

シャネルも最後には親しい女友達に裏切られるのよ。

かたときも煙草を話さず

いつしかモルヒネ中毒に。


人生の最晩年、

彼女は30歳年下の男性を愛人にして、

87歳で生涯を終えたけど、

「こんな風にして人は死ぬのね」

最期の言葉だったとか。

 


30歳年下の愛人はシャネルの死後、

遺産相続争いを起こしたり、

シャネルのこれまでの愛人すべてに

ほかにも何人もの女性がいたりと~~。

 

孤児院で育った子は虚言壁のある子が多いとは

かの河合先生。

「でもこれは自分で作る物語に支えられて、

支えられなくては生きていけないのだ」と

言っているけど、

シャネルの一生、孤児院のなかで作った「物語」を

つぎつぎと現実にしていった。

いや「自分で作った物語以上、

想像以上の現実」になった。

そして、その名は永遠に残る~~。


「芭蕉布・銀座・映画帰ってきたヒトラーをみる」

モノと癒しの物語・すべての見えない光」→ナチス占領下のフランスの

あまりに美しいお話。口直しにもう一回読もうっと。

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髭男爵の「ヒキコモリ漂流記」・人生無駄だらけ

2019-01-14 13:00:02 | きものの本&本

 

本日は成人式。

わが家はもう関係ないけど、

髭男爵こと山田瑠偉53世の書いた一冊は、

成人式が再起のきっかけ。

から

先に「不幸な家族、幸福な家族」なんて

ブログをアップ。

そんなこと考えたのも、

この一冊を読んでいたからかも。

お正月には家族のこと考えること多い~~。


  「ヒキコモリ漂流記」(角川書店)

 

私、お笑い系に詳しくないから、

この方のことまったく知らなかった。

書店では「ヒキコモリ」の言葉に引き寄せられて

手に取った。

「ひきこもり」に興味あって。

わが子にはそんな気配もなかったけど、か

私にはその気配あるんですね。

折しも

隠れ不登校の実態~~学校に行きたくない」

なんて記事がアップされている。


ホント、学校って苦痛なことあったよ。

ワタシらの時代「ひきこもり」なんて言葉自体

なかったから、考えの外、だったけどね。

 

で、この本だけど。

それまで神童、優秀で通っていた著者が

ある日の「事件」をきっかけに

6年間のヒキコモリ。

ある事件とは~^、


「ウンコ事件」

 

登校の途中で~。

でもその前に、

あまりな有名校に行ったもんだから、

「友達との経済格差」

「それを埋めるための猛勉強」

「長距離通学の負担」

ついに行きたくない~~。

 

「優秀な息子」の突然の変化に親は

「大人になって思うが、両親はそういう事態への

対応が下手だった。魚がじっと動かないと

水槽をバンバン叩くタイプだった」

しかし、

そういう事態に上手に対応できる親」が

いるんかい。

 

アドラーによると、

それは子供が親をコントロールしようと

している、だから「課題の分離」せよ。

なんて言っているけど、なかなか、ね。

 

でこの方、6年間というものひきこもり、

社会復帰しようとするたびに、

「自分は優等生だった」「優秀だった」という

過去の栄光、プライドが邪魔をして、

「(優秀な)俺がこんなことできる?」

ってなもんで。

そうなんですよね、

社会でサバイバルするのに、

この「プライド」ほど

邪魔になるものはない~~。

誰も気にしないのに、本人一人が気負って~。

はい、不肖紫苑にも覚えがあります。

そして友人知人にも、これ一つのため

道を誤った人いますよ。


優等生とか優秀って、結構

おとろしい~~。

「自信より自尊かな、で自尊感情を育てる気持ちよさ」


話を戻すと、この方の一念発起、

「そうだ、大検をうけて大学に入ろう」との

きっかけが成人式。


関係ないけど、いきなり娘の成人式。

私は式出ない、出たくなかった、ほう。

少しひねくれていた~、少し~~?


「~マズイ、成人はまずいぞ」

なんとか「自分はできる人間だ」

とごまかしていたけど。

もうごまかしきれないと、

大検を受けて大学に。

で、この家庭、

厳格だった父親は愛人を作り、

そのせいか左遷、

兄は万引きを繰り返し、家を出て行方不明。

母親は、

「私も浮気する」と叫び、息子には

「もう視界から消えてほしい」

そんなこんなで男爵さまは

いつしかお笑い芸人に。

そんな家庭でも

子供はどうにか育つのね、

そっちですか。


気になるのは、

ヒキコモリ時代に彼は何をしていたかということ。

本には書いていないけど、

きっと、

父親が拾ってきた文学全集

読んでいたね、この方。

赤い表紙の「赤と黒」「ファウスト」などなど。

図書館にあったなあ、こんな全集。

 

それゆえのこの文章力、お笑いのセンス~~。


「ひきこもりの時期が

あったから今があるんですよね」

「人生に無駄はないですよね」

こんなありがちな質問に著者はこう思う。

「こういう無駄を許さない空気感が人を

追いつめる」って。

 文化は無駄が作る、

 なんでも捨てるって、だからね、

 

ぼんやり、ゆるモードで

のんびりいきましょう。

たまには休んで引きこもる?

人生長い、無駄だらけ 。

生きているだけ儲けもの。

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お片付けしたら片付け小説「あなたの人生、片づけます」が。

2018-12-10 11:14:45 | きものの本&本

 

どんどん捨てていたら、

出てきたお片付け小説、

「あなたの人生、片づけます」

わが家の本棚は宝箱?


出版はおおよそ五年前。

ついに出た!お片付け小説、

と思ってゲットしたんだっけ。


双葉社・垣谷美雨著)

大庭十萬里という、

いまをときめく片付けをお仕事にしている50代。

彼女がほかの片付け屋さんと違っているのは、

「迷いに迷っている人生もすっきり」と

きれいにしてくれるということ。


「部屋を片付けられない女性は心に問題がある」

をポリシーにしていろんな家庭を訪れる

連作小説。


この頃は「片づけられない女たち」

を皮切りに、

モノを持ちすぎている」と

心に問題があると捉えられる

ようになったのね。

こういう考えが蔓延することも怖い。


不倫に悩む30代の女性は、

ぐちゃぐちゃの部屋を片付けるにつれて、

不倫相手と別れる~~。

ラスト、子供を事故で失った母親は

すべてにやる気を失って~~。

こんな深刻な事例まで

「解決」できるのね。


誰の人生も、こううまく行けばいいな。

お片付けで、

どんどん願ったモノ引き寄せられるとかね。


でも部屋がきれいになるのは

確かに気持ちいい。


何年か前に

「家政婦のミタ」というドラマが

大ヒットしたけど、

あのドラマのお片付け版?

 

この何年かで、

前には思いもつかなかった新しい

仕事ができた、

できつつある。

ユーチューバーとかね。

次は「ユーチューバー小説」とか?


まだまだ出てきた80年代オカルト文学者?

荒俣宏コレクション。

まえからオカルトに興味あったのね、わたし。


お片付けで人生が変わる、

あのときは読んでもすぐに

部屋片付かなったのは、

読むだけで片付いたような

気になったからかも。

この頃は持つか持たざるか

それが問題だ、

なる新たなる悩みが出つつあるなあ。

というわけで

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「本当に欲しいモノを引き寄せるために

捨てる!捨てる!」


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お片付けしたら片付け小説「あなたの人生、片づけます」が。

2018-12-10 11:14:45 | きものの本&本

 

どんどん捨てていたら、

出てきたお片付け小説、

「あなたの人生、片づけます」

わが家の本棚は宝箱?


出版はおおよそ五年前。

ついに出た!お片付け小説、

と思ってゲットしたんだっけ。


双葉社・垣谷美雨著)

大庭十萬里という、

いまをときめく片付けをお仕事にしている50代。

彼女がほかの片付け屋さんと違っているのは、

「迷いに迷っている人生もすっきり」と

きれいにしてくれるということ。


「部屋を片付けられない女性は心に問題がある」

をポリシーにしていろんな家庭を訪れる

連作小説。


この頃は「片づけられない女たち」

を皮切りに、

モノを持ちすぎている」と

心に問題があると捉えられる

ようになったのね。

こういう考えが蔓延することも怖い。


不倫に悩む30代の女性は、

ぐちゃぐちゃの部屋を片付けるにつれて、

不倫相手と別れる~~。

ラスト、子供を事故で失った母親は

すべてにやる気を失って~~。

こんな深刻な事例まで

「解決」できるのね。


誰の人生も、こううまく行けばいいな。

お片付けで、

どんどん願ったモノ引き寄せられるとかね。


でも部屋がきれいになるのは

確かに気持ちいい。


何年か前に

「家政婦のミタ」というドラマが

大ヒットしたけど、

あのドラマのお片付け版?

 

この何年かで、

前には思いもつかなかった新しい

仕事ができた、

できつつある。

ユーチューバーとかね。

次は「ユーチューバー小説」とか?


まだまだ出てきた80年代オカルト文学者?

荒俣宏コレクション。

まえからオカルトに興味あったのね、わたし。


お片付けで人生が変わる、

あのときは読んでもすぐに

部屋片付かなったのは、

読むだけで片付いたような

気になったからかも。

この頃は持つか持たざるか

それが問題だ、

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「うつ病九段」を読む~~絶望するエネルギーもない

2018-10-24 10:39:06 | きものの本&本

 

プロ棋士先崎学氏の

「うつ病九段」(文藝春秋刊)を読みました。


ものすごく忙しい日々が続くなかで、

ある日、目が覚めても疲れが取れていない。

頭が重い、それが一週間続き、

夜眠れない、

胸が苦しくなる、

頭の上に一キロくらいの重しが乗っている。

うつ病の始まりです。

 

 

そしてついに慶応病院に入院。

入院は自殺を防ぐため。


先崎氏にとって幸いだったのは、

兄が優秀な精神科医。

「うつは脳の病気です」

「必ず安定します」

と言い続けてくれたこと。

 

不安に押しつぶされそうになるのは無論ですが、

「絶望すら感じる気力がない、

絶望を感じるにもエネルギーがいる

との言葉は深く心に沁みます。


私自身、何十年も前に「うつ」というか、

ものすごくショックな出来事が起きて、

五日くらいで体重が8キロくらい減った。

常に胃の中に重い石が入っているようだった。

「重い石」が頭にくると「うつ病」に

なるのかも。

 

運動する人は自殺しないとの説を信じて

ひたすら身体を動かした覚えがあります。


「引き寄せ」からいきなり「うつ病ですか」

と思うかもしれないけど、

うつ病などの精神疾患は

マイナスをゼロに引き上げる、

「引き寄せ」などの成功法則は

ゼロからプラスに引き上げる。

やることはそう変わりはないんです。

「引き寄せを即実感するには」



先崎氏の兄の医者は言います。

「医者や薬は助けてくれるだけ。

自分が治すんだ」


その方法として

とにかく外に出て散歩。

行く場所は神社、公園、図書館がいい。

「足で一歩一歩自然のエネルギーを

取り込むんだ」と兄。


 

しかし、そうしようとしても身体が

動かない先崎氏。

こういうときは何も考えずとにかく出た、

とのこと。

それでもときおり襲ってくる黒く重い雲。

すべてが怖い、ドキドキする。

人のことが気になりソファを蹴飛ばし暴れる。

ふざけんな、ふざけんな、

みないい思いしやがって!」

暴れたあとはおいおい泣く。


「ウツ病とは死にたがる病気」であるともいい、

健康な人は生きるために最善を選ぶけど、

うつ病の人は、

死ぬために瞬間的に最善を選ぶ、って。

 

将棋の世界に戻れるのかとの不安に

押しつぶされながら、

将棋があったからこその安定、回復。

「うつは必ず治る病気なんだ。

人間、不思議なことに

だれでもうつになるけど、

不思議なことに誰でもそれを治す

自然治癒力を持っている


弟子である中村氏に助けられた、とか。


夢中で読みましたよ。

病気が治りかけて、

将棋や世の中の「美しさ」を

再認識するシーンは喉に熱いものが。

そうだ、世界は美しい~~。


それにしても、

エネルギーが戻ってくると、

怒りを爆発させるようになった、との一言。

生活のために開いた教室、初日に二人しか来ないと

ショックを受け、暴れる~~。


怒りや嫉妬はエネルギーがあるからこそ、

なのですね。

 

少しこちら方面も学びます。


本まるごと書き写しそうになるくらい、

内容充実。

それにしても

「健康な人は生きるために最善を選ぶ」って

先崎さん、最善選ぶのってムツカシイ~~。


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「死に方上手」ってどんなことだろうか

2018-08-26 21:45:19 | きものの本&本

 

かつて

聖路加病院の日野原重明氏の

「生き方上手」(ユーリーグ」という本が

ベストセラーになったことがあります。

当時まだ40代だった私は

老いにも死にも興味はなく、

90歳で書かれたという

この本にもあまり興味はありませんでした。

 

あれからおおよそ20年、

老いは、図々しくもなぜか身近に感じないのに、

死については、ときおり考えます。


あまり長生きせず、

それこそ「上手に逝きたいなあ」と。

そんなとき目に入った本。


一冊は「人は死なない」(矢作直樹著・バジリコ)

この方東大医学部集中治療部の部長という仕事柄、

多くの人の死にかかわってきた。


 

その彼が人の死に関してさまざまな神秘を体験。

死んだ母親との再会、そのなかで本人と自分しか

知りえない内容を話したことから

霊の存在を確信するようになった

経緯がつづられています。


医学的な見地から書かれているので

腑に落ちる。


そして「人は死なない」と。

これは、私の心には

すんなりと心に入ってくるんですね。

亡き母親に助けてもらったこともあるし。


家族は死んでも同じ家にいて、

でも周波数が違うだけだそうです。

そうかも~~。

守ってね。


 もう一冊、

死ぬとわかるのは自由の獲得である」と

さらっと口にするのは佐野洋子さん。


「乳がんになった。

余命二年といわれた~~」


テレビをつけたら、めったに見ないEテレから

こんな言葉が流れてきて、

つい聞き入り、見入ってしまった。


「二年と言われたら十数年苦しんできた

うつ病がほとんど消えた。人間は神秘だ。

人生が急に充実してきた。

毎日が楽しくて仕方がない。」

そしてこう続く。

「死ぬとわかるのは、自由の獲得と同じである」


「死ぬ気まんまん」(光文社)と

「役に立たない日々」(朝日出版社」

 

すごいなあ。

私はまだそこまでには至っていないし、

いつかそのように思えるのかどうかは

わからないけど、この言葉は

頭の隅のそのまた隅に潜ませておこうと

思います。


いつか死が近づいたとき、

そんな風に思えるようになれればいいなと。

人は生きるための学びは何年もするのに、

死ぬための学びはしない。

死を意識した頃から、学びを始めたほうが

いいのではないかと誰かが言っていました。

そして、子供や孫や周りの人に

「蓄えてきた知識や言葉を伝える。

それによって先祖から受け継いだDNAを

受け継がせていく」

 

はい、これからはそんなことを少し意識しつつ

 いろんなことをやりたいと思います。

 

そして死んだら、家族と同じ家に住んで

彼らを守る~~?

きっとうるさがると思うけど、

くすぐったり、ものを隠したり

いたずらはしないからね。

 なんだか楽しそうじゃないですか??


 

メメントモリ、死をおもえという言葉があります。

これは逆にいうと、「今を楽しめ」ということ

死に方上手」は「生き方上手」でもあるのです。


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つばたさんの「ときをためる暮らし」ときもの

2018-03-18 10:31:09 | きものの本&本

 

つばた英子さん、しゅういちさんご夫婦の

「ときをためる暮らし」(文春文庫)を読みました。

というか、写真を見ているだけでも楽しい、

癒される。


 

このご夫婦については映画「人生フルーツ」

で知って、本も拝見してみたいなあと。

「シニア・憧れの人より。目標を」

 

タイトルは、

「ずっとお金に苦労してきたからこそ、

欲しいものは間に合わせのものではすませず、

買えるまで気長に待つ」

それを「ときをためる暮らし」と英子さん。

はい、紫苑とは違いますね。

違うからこそ目標に~~。

 

「だんだん美しくなる人生」といっていた

しゅういちさんは今は亡く~~。

 

不肖紫苑、

「このときをためる暮らし」とは

きもののことだとも思いましたよ(笑)。

そう、すぐには上手に着られないけど、

「ときをためていけば」

少しずつ上手に着られるようになる。

そうなったとき、若いときより、

洋服への迷いもなく、

だんだん美しくなる人生」(笑)。


「すべての暮らしは台所から」

という英子さん。

衣食住でいうと、

紫苑は「衣」が一番だと

思われているようですが、

だれもなんも思ってないって。

一番大事なのは、

もちろん「台所」つまり「食」です。

特に病気をしてからは

何を老いてもおいても「食」


豪華ではないけど、居心地良さそうなリビング。

 

「手間ひまかけて暮らしを楽しむ」

「自分の家は自分で維持する」

ほんと、いまはあまりしなくなったけど、

大工仕事も楽しい。

自給自足の暮らしが理想~~。

そうはできないので、

仕方なく、いや喜んで、

家にある布を使って帯を

作ったり「きもの」を縫ったり~~(笑)。

みな環境が違うのですから、

同じような暮らしはできない。

でも、その「精神」だけは受け取りたい。

だって、

人生はだんだん美しくなる、

っておっしゃるんですもの。

何度もいうね。

 

手織りのマフラーは、みな人に差し上げるそう。

 

「お金が底をついたら頭を切りかえて」

つばた家は年金暮らしで、

よく「優雅ですね」と言われるそう。

でも「身体は弱いし、子供のミルク代にも

事欠くこともあった」

戦中派だもんね。

そんなときでも

「もう前向きに行くしかない」と

考えを切り替えたとか。

みな苦労して考えが深くなるのね。

 

「生きる力を一人一人が備えて」

つばた家では、「お餅は毎月つく」そうで、

米やお餅という主食は常に常備してあるそうです。

お餅、大好きだから、我が家でも早速。

そのほか乾麺やスパゲッティ、

ホットケーキの素なども

用意しておきましょうか。

ああ、またお腹がすいてきた、ので

このへんで。

東京は桜が咲いたそうです。

本日、桜を見てきましょうか。

 

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美しいキモノ春号~~若い人が着る大島が素敵

2018-03-13 18:35:33 | きものの本&本

 

「美しいキモノ・春号」が出ていました。

出先でぱらぱら。

表紙は竹内結子さま。

なんとこの雑誌の表紙を飾るのは初めてだそうです。

 

 

着物はフォーマルながら、ヘアはショートで、

その辺りに洗練を感じます。

髪質がよくないときもののショート、

難しいのよね。


で、この号のマイベストは、

桜庭ななみさんが着た渋~~い大島紬。


 

この方鹿児島県出身で、産地だから~~、

というわけでもないでしょうが。

いやそうかな。

若い人がアンティークでもなく、

フォーマルでもなく、

可愛い系の紬でもなく、

泥染めの渋い大島を着るのって、

すごくおしゃれ。

紬だからって気を抜かない、

化粧もちゃんとして、

というか、

ルージュの赤と帯の椿を合わせる、

リピートになってますね。

なるほど、こういう色のリピートもある。



 

も一つこちらは龍郷。

それに鮮やかなピンク系紅型帯を合わせて。

こちらも口紅はピンクで、やはりリピート。


若い人が、渋めのきものを着るときには、

明るい、鮮やか系の帯を持ってきて若さを出す、

とはお決まりのセオリーだけど、

渋めの帯を持ってきても、

逆に若さが際立つと思う。

帯締め」か帯揚げ、どちらかだけ

赤とか鮮やか系を持ってきて~~。

しかし雑誌映えしないんだろうね。

きちんと化粧してルージュが赤、

街なんかで出会ったらきっとハッとして、

思わず、ついていきたくなる~~。

ついてこないで~~、だよね。

 

 

もう一つ目についたのは松嶋菜々子さまの

このヘア。

横から出ているヘアがチャーミング。

こういうヘアすると5歳は若返るね、きっと。


更紗の帯は、いつでもどんなとこでもすぐに

目に入る。

 

 

こちらの着物、昭和の時代によく見たような柄。

そこにまあ、

こちらも銘入りの紅型帯を合わせて。


この号の特集は「桜」かな。

それだけに柔らかモノが多かった。

興味のある方はこちらを。

美しいキモノ春号」

 

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「志ま亀」店主武内俊子さんのきもの自伝「きものと心」

2018-02-28 12:08:45 | きものの本&本

 

やはり古書展で購入した

きものの老舗「志ま亀」の店主

武内俊子さんの自伝

「きものと心」を読みました。

平成5年の刊。


きもの業界の推移など

興味深い内容が満載。


私は特に「志ま亀」きものの

ファンではないのですが、

シャネルの洋服は買えなくても

シャネルという人物やファッション業界

には興味が

あるので、この手の自伝は大好きです。


俊子さんが「志ま亀」に嫁に行った経緯は、

彼女の兄が、当時の倉敷レイヨンに勤めていた

関係から。

 

散歩の途中で撮った写真が当主の目に留まり、

倉敷社長の大原氏を通して、

縁談が持ち込まれたとのこと。

俊子さんは京都生まれ。

当時の生業は記してありませんが、

先祖は公家武士。

 

当時の写真館は、

縁談のいいきっかけになっていたのですね。

そっちですか。

 

大原孫三郎氏といえば、

かの岡山の大原美術館の創設者。

関西の大富豪として名を馳せていた方。

中国電力とかね。


彼の「志ま亀」への肩入れはすごくて

ある年の年商が、

全体の半分もあったというほど。


彼の仲人で、婚礼が行われ~~。

そのときの衣装。

扇面黒振袖に亀紋。

右側は志ま亀に今も残る一目絞りに亀紋の振袖。

 

扇面黒振袖着用~~。

志ま亀からの結納。

 

こちらはもう一つの色振袖。

老舗の呉服屋に嫁ぐにあたり、

父親を亡くした生家は、

心を痛めたそうす。

庶民ながらわかるわ。


婚礼時のきものはすべて

「志ま亀」で求めたとか。

まあ、そうですよね。


式当日、病気で欠席となった大原氏は、

再度、自費で披露宴をやらせたそうです。

すごいね。

結婚するにあたり、相手は

結婚前の写真はすべて持ってこないくれ」

希望。

これは何を意味するのでしょうか?

過去は清算、真っ白な気持ちでということ?


当時の富豪の結婚式はすごくて、

関西の資産家の嫁入り時には、

きものを見せるために、

店のべての畳変え、

香を焚き、まずは茶室へと案内。

華燭当日の式服だけではなく、

生涯着用のきもの、布団、蚊帳まで

用意したのはご存知の通り。


呉服屋にとって結婚式を任されるのは

大きな商売だったのです。

 

老舗呉服店の姑は終日針仕事、

という地味な毎日~~。

 無事に出産。

 

戦中、戦後の大変さ。

シラミに悩まされたり。


戦後は高級呉服店から、

大原氏の要望により、

「ビニロンきもの」なるものを作る。


ご主人は「大原氏のためなら、

老舗看板も捨てる」

いうほどだったという。


老舗ながら、新しいビジネスもいとわず、

それが生き残った理由かもしれません。


型染の芹沢銈介氏との縁も深いのはご存知の通り。


芹沢銈介氏に依頼の本店の型絵。

型染の魅力~芹沢銈介美術館に行きました」

はい、紫苑も行ったよ。


というわけで、

さらっと済ますつもりが

つい長くなったのは、

それだけ貴重な話が多いから。

それにしても大原氏など、

当時の金持ちは

文化面への支援もすごかった。

こんな金持ち、増えるといいね。

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羽生結弦さんの色気&「色っぽい人々」ってどんな人?

2018-02-18 18:44:42 | きものの本&本

 

 

「色気はないです」と、強く否定するのは、

紫苑ではなく、かの羽生羽生結弦さん。

 

金メダル前人未到の連覇を果たした彼への

インタビュー、質問、賞賛として

「色気が漏れてましたね」との言葉に

「漏れてないです。色気はないです。

ひたすら演技をしているだけです」と彼。

 

このところ拙ブログで「色気」って言葉を

よく使うけど、

もともと「色気」という言葉は苦手です。

色っぽいキモノ」への憧れと反発」

 

なのに、古書店でつい手が出てしまった

このタイトル。

 

色っぽい人々」(松岡正剛編・淡交社)

今から20年前の本。


スーパーモデル山口小夜子さんや

作詞家・阿木燿子、

漫画家・萩尾望都さんたちに、

「色について」インタビューした本。


つい手が出たのは、

「色とどう付き合ってきたか」

「あなたにとって色とは何か」

との色彩への興味があったから。


それに写真がきれい。

美輪明宏さま

 宮沢りえさんが美輪さんを演じた舞台

「MIWA」も色にあふれてた。

「宮沢りえオマージュ三色三態」

 

まあ、普通のインタービューに

終わってしまている人もいるのですが、

私にとって興味深かったのは、

人形作家・辻村寿三郎さんのお話。

これだけでも買った甲斐があった。


 

この方、キモノのデザインもやっています。

私も何枚か買ったのですが、

幻想的な色合いが、

色気の「い」の字もない紫苑には

まったく似合わない。

手放しました。


 

この方、たとえば舞台の衣装を担当するとき、

その舞台を色に例えるそうです。

「芝居の持っている色合いがあり、

そのメインカラーを

引き立てたり刺激したりする」そう。


どんな芝居にもドラマにも「色」がある、

色を感じるって、面白いなあ。

芝居を観るとき、

「この舞台のメインカラーは何色だろう」って

考えながら見るにも楽しそう。


もう一つ「色というのはどんな色でも

その組み合わせで派手にも地味にもなる

「赤が入っていても地味になる」と言い、

色って分量なんです」

 

写真の舞妓さんの赤など、

地味派手というか

怖いです、私には。


 

「グレーを派手に見せるには、

その分量をまず考える」

具体的な例がないのは残念ですが、

それは自分で考えろってことでしょうね。

グレーって確かに光が当たると

派手になりますね。

そんなタンジュンなことではないよ。


「千変万色の女を生きる」

男性にとっての「夢の女」を演じる美輪さま。

「女の色」というのは

美しい言葉遣いやら知的な会話、場面を

積み重ねたところに出てくる、って。

いや、もう、紫苑、女、降ります。


しかし、結局のところ、

「色気」があるというのは、

結弦さまではないけど、

「ひたすら演技をするだけです」


つまりは自分のやることを懸命に

やっているときに出てくる、

「漏れる」ものなのでしょうね。

すごいぞ、結弦さま!!


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