1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

ロシア料理の会

2008年10月15日 | Weblog
だいぶ前に、ロシア料理を食べてみたい、と書いたことがあります。
あれから数ヶ月。
しあわせなことにセッティングしてくださる方がいらしたおかげで、今日晴れてロシア料理の会開催、となりました。

行ったのは、ロシア料理渋谷ロゴスキー。
店内はにぎわっていました。
ロシア料理、人気なんですね

つぼ焼き、きこり風きのこの温サラダ、キエフ風鶏のカツレツ、ビーフストロガノフ・・・
あれも食べたい、これも食べたい。

悩んだ末、お勧めの「つぼ焼きランチ」にしました。
内容は、ボルシチ、牛肉の煮込み、きのこと鶏肉のつぼ焼き、パン、ロシア紅茶です。

ボルシチを食べ始めたら、すぐに次のお料理が運ばれてきて、煮込みが冷めてしまったのが残念でした。味はとてもおいしかったんですが。
ひとつ食べ終わったころを見計らって次を出してくれたらいいんだけどなー。

きのこと鶏肉のつぼ焼きがとてもおいしかったので、おみやげを注文しました。やっぱりピロシキもはずせないな、と思ってこれも追加注文。

食事中は、音楽関係の話あれこれを。
音楽だけが共通点、という仲間はなんだかおもしろいです。
また一緒に演奏できる日が楽しみ。
いつそういう日がきてもいいように、準備をしておかなくては、と思いました。

帰り道に、家の近所で娘にばったり会いました。
これから友達と出かけるからピロシキ持って行きたい、と言われ、私の口には入らないことが決定しました。・・・無念。

そういえば、行きの電車で、ドイツ語を堪能に話す初老の女性と乗り合わせました。
いいなぁ、ドイツ語ができるのって。
でも、本当のところ、肝心なのは語学力より会話力と積極性だと思います。
伝えたい気持ちがあれば、身振り手振りでもなんとかなるものだ。
私がこの前使ったドイツ語って、ツザメンだけでした。
とりあえずそれだけでも知らないよりはマシだった、かな。
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第4回大阪国際マンドリンフェスティバル in Tokyo

2008年10月14日 | Weblog
週末は合奏の練習と本番で投稿できずにいました。

第4回大阪国際マンドリンフェスティバル in Tokyo
Hakujuホール(代々木)
13時開演(12時半開場)

プログラム
コンサート1 「第3回大阪国際コンクール入賞者コンサート」
 ・和泉 亨   
   ラニエリ「マンドリン協奏曲」ニ長調
 ・Anne Wolf (共演 クボタフィロマンドリーネンオルケスター)
   カラーチェ   「前奏曲第3番」
   グラフシュミット「Joinville」
  桑原 康雄   「イン ザ フェンス」(マンドラ:井上泰信)
   ヴィヴァルディ 「協奏曲ニ長調」
   ヴィヴァルディ 「協奏曲ハ長調」

 ・Sabine Marze Valet(共演 アンサンブル テスタカルド)
   Andrea Sforgi di Pisa Duo No.3 (第2マンドリン Natallia Korsak)
   Starck「マンドリン協奏曲ロ短調」 
   Baumann「Concerto Capriccioso」  

コンサート2 「未来への発信」 
 ・丸本大悟
   丸本大悟 「AZZURRO for Mandolin solo」  
   丸本大悟 「ROSSO for Mandolin solo」

・堀雅貴&丸本大悟
   丸本大悟 「杜の鼓動」より 欅の風景・魂の還る場所(不確かです、すみません)

 ・石橋敬三
   石橋敬三 「Deep Obsession」
   石橋敬三 「グラスの中の月夜」
   Ysaye   「ソナタ第3番”バラード”」

 ・望月 豪
   Sarasate  「ツィゴイネルワイゼン」
   鷹羽弘晃  「水上の月」

 ・桝川千明
   桑原康雄 「即興詩」
   Munier 「愛の歌」
   Calace 「前奏曲第1番」

・横田綾子
   桑原康雄 「無窮動」
   桑原康雄 「時のはざまで~1・17へのレクイエム」

・Natalia Korsak
   桑原康雄 「無言の扉」
   桑原康雄 「じょんがら」
   桑原康雄 「レールロードソング」(第2マンドリン 井上泰信) 

 ・井上泰信
   アンドウマユコ 「環状線」(初演)
   小櫻秀爾 「即興曲」(第5回大阪国際マンドリンコンクール本選課題曲・初演)
   壺井一歩  「マンドリン協奏曲『不逞者』」(委嘱作品・初演)


こんなにたくさんの曲が演奏されたということに、改めて驚きます。
通し券で客席にいらした方は、かなりお疲れになったのでは・・・。

サビーヌさんとの演奏は、本番が一番うまくいきました。
Starckの2楽章が特に好きです。
サビーヌさんのソロ、よかったなぁ。

アンヌさんは、24のクロエに似てました。
と、誰かに言いたかったけど、わかる人がいたかどうか。

2部からは会場で全部聴かせていただきました。
プログラムにない曲を急に増やしたりして、とてもフレキシブルな進行でした。
演奏会のときはいつも、タイムテーブル通りにやり遂げるのが決まりごとのように感じていましたが、こういうのもありなんだな、と思いました。

これだけの奏者が一同に集まる演奏会はなかなか無い、と思いますが、残念ながら大入りではありませんでした。
1部のときは、ステージから見て、空席が目立ちました。
2部では、だいぶ埋まった感じでしたが、フィロマンとテスタのメンバーも客席に座ったので、純粋に(?)観客と呼べる方はどのくらいだったのか・・・
マンドリンを演奏する人の中でも、こういう独奏主体の演奏会には興味がない、という方も多いことでしょう。

独奏は、研究所の発表会で演奏されるようなものとはまた別物に感じました。
今、こういうことになってるんだ・・・というような。
曲も演奏レベルも別世界でした。
ああいうのが軽々と弾けないと、コンクールでは通用しないんでしょうねー。
いやぁ、すごかったです。

打ち上げは楽しかったです。
こういう機会でもなければ話す機会もないような方と接することができてよかった。

演奏会の企画・準備・運営は、本当に大変なことだったと思います。
スタッフの方がとても一所懸命働いてくださって、何の混乱もなく本番を終えることができました。
いい経験をさせていただき、感謝しています。
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一所懸命やる

2008年10月10日 | Weblog
私の最高齢の生徒さんは88歳です。
とても元気で若々しく、おしゃれなおじいさん。
社交的なことが、日々明るく暮らす秘訣なのかもしれません。
とにかくおしゃべり好きです。
話題も豊富。特にご自分の生い立ちについて話し出したら長いです。
なんたって生きてる年月がすごいし、波乱万丈の人生だから。

今日は、奉公に行った話、大東亜戦争の話、そして結婚するまでの話を聞きました。
もう何年もレッスンしているので、ほとんど聞いたことがあるんですが、それでも楽しそうに話をしてるところを切り上げて弾かせる、ということができません。

生徒さんの話を聞いていていつも関心するのは、
「とにかく一所懸命やったよ」
という言葉が多いこと。
奉公先でも、軍隊でも、つらくても不平不満を言うわけでもなく、なんでも真面目に取り組んだそうです。

その次の生徒さんは、戦争のときに自宅に付近に爆弾が落ちて、目の前でお父さんが亡くなったそうです。
身体を伏せたまま亡くなっていたので、上向きに戻したら腸が出ていて、お腹に入れたそうです・・・。
悲しいとか、そういう感覚は無くて、とにかく残された家族で必死に生きるしかなかった、と言っていました。
食べるものものなくて、家も焼けて、お姉さんがチフスになって・・・
そんな苦労をしても、家族全員とても長生きなんです。すごいな。

若い頃に自由な時間もなく、生きることで精一杯だった生徒さんたち。
やっと好きなことができる、とマンドリンを弾いている。
みなさん生き生きしています。
そんな生徒さんのお手伝いができて私もうれしいです。
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足元が肝心

2008年10月09日 | Weblog
レッスンの帰りに寄り道をするのが楽しみです。
寄るのはたいてい新宿。
ほとんど伊勢丹。
たまに高島屋。
わざわざ行くほどでもないけれど、帰りがけになら行こうかな、という程度の買い物や用事(新宿高島屋の用事はアナスタシアだけ)をするために。

が、しかし。

自宅を出発して2分ほどして、予定を変更しました。
服とタイツと靴の組み合わせが、予想外にヘンだったんです。

玄関はちょっと薄暗いので気がつかなかったんですが、朝の光を浴びたら、自分の足元が妙で仕方ない。
だからといって、引き返したらレッスンに間に合わない。
お出かけモードは一気に冷めました。

先日、イネス・リグロンの著書を立ち読みして以来、柄タイツ派になりました。
(あの本を読んだら、ナチュラルストッキングはもう使えない・・・)
いろいろな種類を買ってみましたが、当たり外れがあります。
パッケージでは素敵に見えても、実際着用してみるとパッとしなかったり。

オーソドックスですが、ネット(網タイツ)の黒が一番足がきれいに見えるようです。
ただのネットでなく、ところどころにポイントがあるタイプが気に入っています。
それと、プラム(色)の縦ラインの入ったもの。

今日は、縦ストライプが強調された黒ネットにしたんですが、黒の分量が多いせいで、黒以外の靴だと馴染みが悪かったようです。
新しいことには失敗が付き物。
今後はよく考えて組み合わせようと思います。


マイミクさんが集め始めた、リプトンのおまけストラップ。
渋谷のNEWDAYSにありました。
マカロンがなかったので、チョコレート(かじりかけ?)を選びました。

早速携帯に付けましたが、あまりに本物っぽいので、見るたびに
「あ、大変、べたついちゃう」
といちいち慌ててしまうのが自分でおかしいです。
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理系ではありません

2008年10月07日 | Weblog
理論のレッスンで、バス課題をやっているときに、先生から「シルベスさんは理系ですか?」と言われました。
なんでも、私の回答の仕方が「理系っぽい」そうです。
ほかの人がどういうように回答するのかがわからないので、自分ではピンとこないんですが・・・。

とにかく、私の頭の中では4つの和音が響かない。
頭で響かせて、上3声を譜面に書く、というようにならないんです。

でも、それも、できた答えをピアノで弾いて、指の形(動き)、響きを確認する作業を続ければ、だんだんとできるようになるそうです。
なんでも続けるうちには徐々には身につく、と信じてやってみます。

今まで10度の響きが素敵、ということも意識して演奏したことがなかったし、知らないで済ませていたことがあまりにも多い。
知るというのは楽しいことです。

もうひとつ取り組んでいるのは、ギター譜をマンドリン二重奏に編曲すること。
先生がいろいろな構想を出してくれて、とても楽しみになりました。
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打ち上げ

2008年10月06日 | Weblog
恩師を偲ぶ演奏会の慰労会に出席しました。

演奏会は去年の9月でしたが、その後の事務処理等で実行委員は引き続き仕事があったんです。
会計を締めて一区切り、ということで、恩師の奥様とご子息が一席設けてくださったのでした。

前にも書きましたが、先生のご子息とは「課長 島耕作」なのです。
私が現役当時は、彼は南高に遊びに来たり、合宿に顔を出したりしていました。
彼は出席者の間をお酌して(!)回りながら、そんな懐かしい話や先生の思い出などで大いに盛り上がりました。
隣に並んで写真も撮れて、うれしかった♪

去年の演奏会DVDを大きなスクリーンで流し、あの日の感動がよみがえりました。南高音楽部OBのひとりひとりに、音楽の種を蒔いてくださった先生のことを改めて思い返すと、感謝の気持ちでいっぱいになります。
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おいしくて、やめられない

2008年10月03日 | Weblog
今日はなんだか鶏肉の気分。

香草パン粉焼き(ハーブソルトで味つけして、角切りトマトで煮込み、パン粉をかけてオーブンで焼く)を作るつもりでいました。
が、電話帳の整理をしていて、ふと見つけたお料理本を読んだら、気になったのが鶏の照り焼き。
照りがなんともいい具合です。

というわけで、普段の自己流ではなく、本に忠実に調理してみました。
これがおいしいこと、おいしいこと。
箸が止まらなくなりました。
大皿に盛ったのが間違いの元だなー。

食事がおいしく食べられるのはしあわせなことです。
人のおいしい顔を見るのもしあわせ。

今は、明日の夕食を仕込んでいます。
明日は練習で帰りが遅くなるので。
メニューは、現在我が家で一番人気の、ビーフシチューです。
煮込めば煮込むほどおいしくなります。
ハインツデミグラスソースを使います。
すね肉を1.2キロ。
おいしいんだなぁ、これが。
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今読んでいる本

2008年10月02日 | Weblog
佐木隆三著「慟哭」を読み終え、茂木健一郎著「脳を生かす仕事術」を手にしています。
まったく雰囲気の違う本ですが、こういうのもいいものです。

茂木さんの著書はとてもわかりやすく読みやすい。
私としては、もうちょっと「もつ」本がうれしいです。
行きの電車内で読み終わると、帰りに読むものがなくて困るから。
そういうときは、敢えて読むスピードを緩めたりしてしまいます。
この本は213ページありますが、あっという間に終わりそう。

仕事の極意は、「脳の入力と出力のサイクルを回す」ということだそうです。
感覚系と運動系のバランスをとる。
感動する体験をして感性を磨いて、それだけで終わらせずに、出力するのが大事、と書いてあります。

知識だけためこむのではなく、形にして出す。
つまり、楽器でいえば、いい演奏を聴いたり楽曲の研究をしたりして、それを、自分の演奏に生かす(発表する)ということです。

失敗したらいやだな、とか、もっとじょうずになったら、などと思って出力を渋っていてはサイクルが回らない。
とにかく出力(人前で演奏)して、それを修正し、よりよくしていく、という作業を繰り返すことがだいじなようです。

というわけで、アウトプットする機会は自らどんどん作っていかないと。
でも、やたらアウトプットして「たいしたことのない成果物」もだめなんです。
なにごとも、バランスですね。
コメント (8)
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