1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

「プレ素」5回目の「音楽会」

2010年04月19日 | Weblog
プレクトラム ソサエティ演奏会、無事終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。

当日は、演奏以外にも不安材料がいろいろありましたが、スタッフのみなさまの力と、メンバーの協力でなんとか乗り越えることができました。

演奏に関しては、素晴らしい瞬間を感じた部分と、不完全燃焼な部分が混在していました。すべてを完璧に思い通り弾くのは本当に難しい。
まだまだ道半ばという感じです。

2年前に同じホールで演奏会をした時より、入場者数は約100名も多くなりました。
ステージから見た客席は、かなり埋まっているように見え、とてもうれしかったです。
実際、半券の数は客席の7割もいっていなかったのが少々意外でした。

プレソの人数からして、あのホールは大きすぎるかも。
カザルスホールのような空間こそ、音量的にも客席数も適当な広さだと思います。
第一生命ホールの場合、メンバー30人で満席にしようと思ったら、1人当たり25人のお客様を動員しなければなりません。
あぁ、カザルスがどうにか使えるようにならないかしら。せっかくあそこにあるのに。

今年は演奏時間の関係で、ロビー面会ができず、お客様に直接お礼が言えなくて残念でした。
本当にありがとうございました。
グランドロビーで待っていてくださった方、長いことお待たせして申し訳ありませんでした。

演奏に関して、進行に関して、プログラムに関して、などなど、なんでも結構ですので、ぜひご感想、ご意見お願いいたします。
真摯に受け止めて、今度に活かします。

個人的ないろいろを少し。

ステージ上では、いつも咳のことが心配です。
ふと「今咳が出たらどうしよう」と思うと、したくもなかった咳が出そうになるんです。
特にコンチェルトは危ない。
ソリストのソロの時に咳の懸念が頭によぎる。
ここで咳が止まらなくなったら一体どうすれば・・・

という経験が過去何度もあるので、本番の日は咳止めシロップの服用を欠かしません。
実際は出そうもなくても安心のために飲みます。許容量を超えるほど飲みます。
昨日は幸いビッグウエーブに襲われず、演奏に集中できました。よかった。

第一部の曲「ハンガリアの黄昏」は、隣の席のコンマス氏がソリスト。
ソロが始まるまでの部分は、結構緊張して弾きました。前列1人ですから・・・

第二部のテデスコ、2楽章が終わった時点で拍手をいただきました。
プログラムを見れば3楽章あるということはおわかりだと思いますが、2楽章が終わった時点で思わず拍手をしてしまう感じ、きっと私が客席にいても拍手したと思います。
自分でも弾き終えてものすごい達成感がありました。その分3楽章で気が抜けてしまったような。

第三部のチマローザは、本当にリラックスして弾けました。次の曲は、とにかく譜面に集中してしまい、余裕がなかったです。長いし。

アンコールの古時計、ギターパートが旋律を弾くところで感極まりました。

長時間の演奏に最後までお付き合いいただき、本当に感謝しています。
コメント (4)
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