MA社会研究所情報

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放送大学とはどんなものか。テレビ、ラジオ放送とインターネットで視聴できる大学講座。

2009-07-23 17:31:36 | Weblog
放送大学とはどういうものか話していた。
放送大学はテレビやラジオで大学講座を放送している。インターネットも利用できる。入学試験はなく、4月、10月に入学して講座を聞く。学習センターも各県にある。期末試験を受けて単位を取得する。大学卒業の資格ができ、教養学士という資格をもらえる。科目数は3000もある。大学院もあるが入学試験がある。
学生や社会人、公務員、農業など多くの人が自宅で大学教育を受けられる。
転勤しても学習が続けられる。定年後も楽しめる生涯学習にぴったりの学校である。

皆既日食は見えなかった。インドや沖縄では見えた。日食ハンターがツアーに集まる。

2009-07-23 17:19:18 | Weblog
7月22日にインドから中国、沖縄にかけて皆既日食がみえるはずだったが、雲がかかってインドや硫黄島でしか見えなかった。インドでは縁起が悪いことのようだ。原始人が見たら、太陽がなくなり暗黒になるので、この世の終わりだと思ったという。現代では縁起の悪い現象ではなく、観光客があつまる儲かるツアーが組まれる。悪石島にわざわざ出かけた日食ハンター、天文ファンは雨に降られて日食がみえず大変だった。普通のことでは人が喜ばない。こういうツアーができるのも豊かだからだろうか。

発達心理学。初期体験が重要。人の絆アタッチメントは生後一年でできる。愛が必要。

2009-07-20 17:06:38 | Weblog
放送大学で発達心理学を聴いた。
人生の初期体験が大事で、性格を決める。知的発達の遅れや、多動性、反社会性、不登校、非行などはストレスへの弱さによるという。アタッチメントという他者との絆ができる。他人に安心感を持つ人は親の愛情があった人だという。否定的に見る人は、ストレスが蓄積する。他人といるとストレスになる。じゃまもの扱いされ、愛されていないと感じる。親から体罰を受けると、暴力的な子供になる。乱暴で嫌われる。
生まれて一年でアタッチメントができる。変化やストレス、偶然が発達に影響する。親でなくともいい人と会うと立ち直れる。望みを持つ。

学校の改革と教師の役割。教師は公務員。不登校には家庭教師。学校のこれから。

2009-07-20 16:38:45 | Weblog
放送大学で転換期の教師の話を聴いた。
学校の改革と教師の役割という講義で、江戸時代は私塾で先生の下に塾生が集まる仕組みだったが、明治の学制で教師は公務員になり、行政組織の一員になった。
国家の教えたいことを教える、中央集権国家の義務教育になった。
現代は豊かな社会になり、学歴の価値が低下したが、教育で社会的な成功ができる。1980年代は教育改革になり、規制緩和、自由化、市場原理、競争原理が導入された。不登校の子はフリースクールやホームスクールに行く。欧米では豊かな家庭の子は家庭教師について学ぶ。
日本の学校は情緒的で道徳教育をして、教師は知識教育だけではなく、子供の世話できりがなく多忙になる。新自由主義的な考えでは、公教育は週四日午前中だけの義務教育に縮小するという。その他は民間にまかせる。職員共同型は多忙化に職員を増加して対応する。スクールカウンセラーや栄養教諭を増員する。専門職タイプは、知識教育だけに限定する。
子供の周囲の状況を改善し、健康と福祉を向上して安心して子供が学習できるようにする。

マネー資本主義。金融工学でモンスターをつくり、世界経済は大パニックに。

2009-07-20 16:23:44 | Weblog
テレビでマネー資本主義の番組を見た。
金融工学という複雑な確率論や高等数学で金融商品を作る技術により、リスクの高い金融商品が大量に販売された。リスクの高いものでも混ぜ合わせてうわずみを飲めば大丈夫という仕組みだったが、サブプライムローンの焦げ付きに端を発した金融危機になり、どこにどんなリスクのものが混ざっているのかわからないモンスターになり世界的な金融パニックになった。数学的な仕組みばかりで人間の心理を考えていなかった。
金融商品を作って大もうけした人も、大損して都会を離れて漁師をしている。食べていければいいという。世界の金融危機はその後各国政府の財政などのてこ入れで支えられているが、どうなるかわからない不安がある。