MA社会研究所情報

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次期戦闘機候補のF22戦闘機のデモ飛行のDVDを見た。輸出型を買えるかもしれない。

2009-07-02 16:06:42 | Weblog
次期戦闘機候補のF22戦闘機のデモフライトをDVDで見た。
F22はラプター猛禽類というニックネームがついている。グレイの目立たない無反射塗装で恐竜のラピトルのようだ。
車輪は短めに見える。車輪止めをはずして、誘導員が両手で押しとどめる動作をしたら機体が動き始めた。ジェットエンジンの音はゴーキーンという低音と高周波音が混ざったような音だ。
排気炎は少なめで滑走路を走り離陸していく。大きな機体なので爆撃機の離陸のようだ。上昇して旋回して、360度ターンをしていく。急上昇してひらりとひっくり返り、ふわりと降りてくる。プガチョフコブラのような機首を持ち上げて空中に止まり、ミサイルの追跡をかわす動きはしなかったが、機動性はかなりあるようだ。
レーダーで見つけられないスティルス性と超音速巡航飛行が売り物である。
空中給油すれば世界中にすぐに飛んでいける。
アメリカ下院で輸出型の研究費が認められたので、日本に輸出する可能性が出てきた。

日本国際放送の挑戦。ライバルはCNN、BBC。日本のサポーターを増やす。

2009-07-02 00:21:03 | Weblog
日本国際放送社長の高島さんの講演を聴いた。高島さんは元NHK特派員、外務省報道官などをして、社長になった。
日本国際放送は日本から世界に向けてテレビ放送を送っている。インターネットでも見られる。ライバルはアメリカの世界向け24時間ニュース局のCNNとイギリスのBBC国際放送だという。
CNNはテッドターナーという事業家がアメリカのアトランタに世界向け24時間ニュース局をつくり、パラボラで送信してケーブルテレビ局に送信し拡大して、いまや世界放送局になった。
世界の新聞の政治風刺漫画に日本の首相の姿が見えない。存在感がない。
外務省の調査では日本は信頼できるという反応が多い。中国、韓国が日本に悪いイメージをもっている。日本の情報発信はお寒い状況だ。日本に特派員を置くメディアが少なくなった。中国に特派員をおくメディアが増えている。
日本の政治は何が起きているのかわからないと特派員がいう。世界各国の国民に伝えて世論を作り、オピニオンリーダーや政策決定者に働きかけるのが外交です。
軍事力だけではなく、経済力や説得力というソフトパワーが重要で、オバマ外交は両方使いこなすスマートパワーです。
中国が戦略的に世界に情報を送り込もうとしている。世界中で中国の放送が受信できる。
中東のカタールにアルジャジーラというアラブ系の世界放送局ができた。英米と違うアラブの視点で放送している。9.11テロの事件でビンラディンの話を放送して注目を浴びた。
日本のテレビ国際放送は1995年にスタートし、在外の邦人に日本のテレビを届け、日本のニュースを英語化して届けた。外人向けニュースも作るべきだ。
新国際放送は2009年2月2日にスタートし、24時間英語ニュースと番組を放送している。民放も協力して子会社のJIBの番組を作っている。
財源は政府の交付金とNHKから110億円、JIBの売り上げ28億円、合計138億円だという。広告収入が少なく困っている。
ニュースはアメリカ英語でCNN風にしている。
受信状況はCNNが2億人以上、BBCが2.8億人ぐらい、JIBは1.5億人をめざす。英語だけではなく、アフリカ向けにフランス語、南米向けにスペイン語、中国語なども放送しなければならないという。日本のサポーターを増やす。