MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

地域福祉。車椅子の障害者も高齢者も、乳母車の人も街で活動できるようにエレベーターをつける。

2009-07-06 17:11:52 | Weblog
放送大学で地域福祉の話をしていた。
生活課から地域福祉課に役所の課の名前が変わった。途上国の食料もない絶対的貧困と、先進国の他の人と比べて貧しい相対的貧困がある。
地域で生活できる仕組みを作る。地域で就労して、高齢者は若者に仕事の仕方や人生の経験を伝えていく。誰でも年を取ると足、腰、内臓、頭が悪くなり障害者になる。障害者も乳母車を押す奥さんも自立し社会的役割を担い、仕事し、活動する場を地域で作る。段差をなくして、エレベーターをつけて、障害者が一人で車椅子で街中に出かけて通勤したり、仕事したり、遊んだり、買い物できるように空間設計し、都市設計をする。よりよい生活のために地域、都市の設計をする。どこにでもエレベーターをつけて、車椅子で入れるトイレをつけて、どこにでも障害者がでかけられる町を作る。高齢者も障害者も負担を減らして働くといい。

日本と世界。1989年にソ連が分解し冷戦終了。ここ20年は低成長。去年から大不況。エコ産業で浮揚か。

2009-07-06 16:36:51 | Weblog
新聞を読んだら、1989年にソ連が分解して冷戦が終わってから、日本は低成長がつづいているという。出産数が1.57に低下し、人口減少傾向が止まらない。
90年代初頭にバブル景気がはじけて下降に転じてから、日本は年平均1%の低成長がつづいている。国民一人当たりの国内総生産GDPは世界4位から07年には19位に落ち、国際競争力は1位から9位に落ちた。政府は公共事業に資金を投じて、借金の国債発行が膨れ上がった。90年代末からは社会の活力も衰えてきた。
98年に自殺者が年3万人を越え、その後11年間続いている。
学力も下がっている。00年と06年で科学的リテラシーは2位から6位に、数学的リテラシーは1位から10位に、読解力は8位から15位に落ちた。
世界が日本をみる目も変わった。外国人の目で見るとよくわかる。シンガポール人の目で見ると日本は方向感覚を失い、ひきこもり、なえる姿になっているという。
去年末から世界的大不況で派遣労働者が切られて派遣村ができた。今後は正社員も危ないという。さらなる落ち込みが予想されるが、エコカーやグリーンニューディール政策で景気が浮揚してくるかもしれない。