MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

入学試験。落ちても神のおぼしめし。運命だと思うといい。

2007-01-28 13:41:21 | Weblog
入学試験シーズンになっている。受験目標校を決め、学科を決め、ねじり鉢巻で、勉強してきた成果を示す時期だ。試験日前には、体調を整え、栄養あるものを食べ、よく寝て、風邪をひかないように気をつけるのが良いだろう。現実にはあれもこれも学習が足りず、心配で公式集や、単語集を暗記して、徹夜で勉強し、試験日は緊張して、ものものどを通らず、眠れず、徹夜で風邪をひいて、睡眠不足で試験会場に向かい、雪で交通麻痺して遅刻したりするものだ。青春時代に必死に取り組む人生の大試練だから、大変だ。家族をあげて応援し、学校も、受験塾も合格者数が成績になるから必死だ。もっとも、最近は倍率の高いむずかしい大学でなければ、全員入学できる情勢で楽な気分で、受験できるようだ。受験生もあまり無理をせず、自分の実力にあった大学を受験するようだ。受験で落ちても、自分に向いていなかったからだと思うといい。神様がいて、人生のコースを決めてくれたのだと、よかったと思うといい。自分が思い込んで、目標にしているコースが良いとは限らない。

軍事研究。新空母。自走砲。対空ミサイル。ダブル砲弾。

2007-01-24 23:23:19 | Weblog
雑誌「軍事研究」最近号を読んだ。興味深かったものをメモした。

1、イギリスとフランスが建造中の新型空母は、二つの艦橋をもつ奇妙な姿だが、未来的にも感じる。7万トンぐらいで、イギリスはスキージャンプ式の飛行甲板で、F35戦闘機を搭載する。フランスは斜め飛行甲板でラファール戦闘機を搭載する。

2、簡易大型砲トラックのカエサルや、アーチャーも新時代の砲だ。鈍重なキャタピラ式の自走砲ではなく、タイヤで高速の移動が可能なトラック式の砲だ。

3、フランス潜水艦の水中から発射できる対空ミサイルが紹介されていた。対潜ヘリコプターも落とされてしまう。対潜新戦術の時代になる。

4、新型対戦車携帯ロケットはダブル砲弾式で、厚い装甲も貫くという。イラクでいままで破壊できなかった、アメリカ軍のM1戦車を撃破しているという。

どれもいままでの常識を打ち破る新兵器だ。新時代になっていると感じる。未来の兵器だと思われていたものが現実になってきた。自衛隊も買うだろうか。

戦史に学ぶ、技術ばかりでなく、戦略と目標が重要。

2007-01-22 23:57:42 | Weblog
太平洋戦争で日本海軍は奮戦したが敗北した。国力、生産力、物量からみて、長期戦でアメリカに勝てる力はなかったが、短期戦なら勝てたかもしれない。世界有数の海軍力を誇っていた。事実、真珠湾空襲以後の半年間は破竹の進撃を行い、世界最強の空母機動部隊といわれた。
しかし、ミッドウェー海戦では慢心から、偵察が不十分になり、アメリカ空母の発見が遅れた。陸上攻撃用の爆弾を魚雷に取り替える作業で攻撃が遅れた。あと5分で攻撃隊発進と言う時に、アメリカ軍の急降下爆撃機が頭上に来襲し、あっというまに主力の3空母を爆撃され沈められた。残った空母飛龍が反撃し、アメリカ空母ヨークタウンを爆破したが、午後に撃沈され、日本海軍の主力が壊滅した。運命の5分間といわれ、日本の敗戦へのターニングポイントとなった。爆弾を魚雷にとりかえずに、とりあえず発進し攻撃すれば、勝てたかもしれないと言われている。型どおりに、艦船には魚雷攻撃と思い込み、とりかえに手間取り、敗北して国を亡ぼしてしまった。
アメリカ軍の反撃が始まり、ソロモン諸島のガダルカナル島に上陸してきた。
日本海軍の巡洋艦部隊が夜襲をかけ、連合軍の巡洋艦部隊を撃沈し壊滅させたが、肝心の輸送船は攻撃しなかったので、上陸は成功した。武士道で侍同士の戦闘に勝つことばかり教わってきたので、戦略的に重要な輸送船を攻撃しなかった。
フィリピンのレイテ島にアメリカ軍が上陸してきた。日本海軍は戦艦大和、武蔵をはじめ総力をあげて反撃に出撃した。偶然出合った小型の護衛空母群を攻撃し追い回したが、輸送船団を攻撃に突入せず、上陸は成功した。
沖縄にアメリカ軍が上陸してきた。日本海軍は最後の栄光を輝かせようと、戦艦大和を沖縄にむけ、水上特攻隊を出撃させた。アメリカの群がる空母群からの爆撃、雷撃に満身創痍となって大和は撃沈された。沈められるのはわかっていたが精神論で出撃して貴重な燃料、人員をうしなってしまった。日本海軍の戦闘技術は高く磨き上げられていたが、戦略的な視点がなく目標設定が間違っていたようだ。現代の日本企業も、技術ばかりではなく、戦略と目標設定が大事だろう。

団塊の世代は、断崖の世代に。年金支給遅れて、金不足。

2007-01-22 23:02:27 | Weblog
今まで定年というと、仕事から解放され、退職金と年金をもらい、世界一周旅行やゴルフに行き、暇をどうつぶすかが一番の問題だった。しかし、団塊の世代からは、定年後の様子が違ってきそうだ。年金の全額支給が64歳ぐらいからになるので、60歳から64歳までの4年間を、月10万円程度の部分支給の年金で一家が暮らさなければならない。爺さんばあさんを養ったり、ニートやパラサイトの子供のいる人もいる。足りない月30万円程度を、貯金をとりくずして補わなければならない。4年間で1500万円必要になる。退職金は住宅ローンでなくなってしまうので、在職時に貯めた貯金で暮らすしかない。とても世界旅行へ行ったり、ゴルフで遊ぶお金の余裕はない。足りない分はアルバイトしたり、起業して儲け仕事をするか、相続で親からもらうしかない。定年延長で65歳まで働くことになりそうだが、体も心も疲れて働けるだろうか。定年後にはお金がなくなり、働けなくなる断崖絶壁が待っている感じだ。

結婚枠は時代にあわない。離婚増加。子育て新方式で。

2007-01-18 21:19:34 | Weblog
妻と喧嘩して、寝てる間に夫が殺され、バラバラにされた。恐ろしい時代になった。きつい女性が多いのか、きびしい夫が多いのか、離婚も増えている。年金分割で熟年離婚が増えそうだと言う。年金分割しても10万円ぐらいしかもらえないので、離婚して生活するには足りないだろう。嫌な相手と暮らすと、殴り合いや、怒鳴りあいばかりで、とても同じ場所にいられないだろうから、別居する人が多いだろう。別居ができなければ、なるべく顔をあわせないように、時間をずらして食事したりするだろう。男と女が一生共に居るのはむずかしいのかもしれない
恋愛している時はべたべたひっつついて、離れたくない。合体して子供が生まれると、妻の愛は子供に行ってしまう。人間は動物としては、12歳ぐらいで生殖可能になる、平安時代は12歳ぐらいで結婚していたという。生殖する時はひっつき、子育てでは、雄が食料を雌に運び、子を育てるように出来ているのだろうか。
意外と、単身赴任で妻子と離れて暮らすのが自然なのかもしれない。
生き物としての夫婦生活のあり方はどうあるべきなのか。一夫多妻制の集団もあり、一婦多夫の集団もありそうだ。男は多くの女性と交流して多くの子孫を残そうとする。女は男を独占したいと思う生き物のようだ。結婚という枠ではなく、個人と個人の関係として、人生の生殖期に共同生活して、子育てが軌道に乗ったら、別れるような仕組みが良いかもしれない。個人主義、利己主義の時代にあわせて、新社会の男女関係を考え、共稼ぎや、離婚したシングルマザーやシングルファーザーのために、保育所や乳母や社会支援の仕組みをつくらねばならない。