MA社会研究所情報

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団塊の世代の番組をみた。団塊世代が定年で社会変化。

2007-01-09 19:42:12 | Weblog
NHKの団塊の世代の番組をみた。1947-49年に毎年250万人ぐらい生まれた人々を団塊の世代という。今年の成人は139万人だというから、毎年100万人以上多い。
学校もプレハブで増設したすしずめ教室で受験競争にあけくれた。大学に入ると学生運動に参加し、授業料値上げ反対や、ベトナム戦争協力反対の全共闘の闘士となって、デモや討論に熱中した。戦後民主主義教育で自由、平等の思想を植えつけられているので、封建的な医局制度も批判した。東大などの大学を占拠したが、機動隊が導入され学生運動は下火になった。
就職してからは、会社内の出世競争に参加しモーレツ社員となり、日本経済の発展を支えた。
今年は団塊の世代が定年となりはじめ、技術が消えてしまうとか、労働力が少なくなるとか心配されている。退職金をねらう金融機関も獲得競争になりそうだという。
定年後の生活は年金だけでは足りないので、アルバイトする人が多いだろうという。若い時にやれなかった、好きなことをやり、消費が増えると言う話もある。
子供が就職不況だったので、ニートやパラサイトになり養わねばならず大変だと言う。