MA社会研究所情報

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教育を考える。大学の秋始業で人生の自由時間をつくる。

2007-01-10 22:49:43 | Weblog
教育が大切だと言われる。動物の一種である人間を、教え、育てて、社会で生き、仕事し、家庭を持ち、子供を作り育てていくようにしていく。国や会社が望むような人材を作るのが国家の教育システムだろう。どのような人間を望んでいるのか、時代により変わってくる。兵隊として戦闘に強い人材を作るのか、コンピュータに強い人材を作るのか、時代により変化する。
現実には各個人が自分の希望や、適性を考えて学習コースを決める。国家のためではなく、各個人が生き、稼げる仕事につくために勉強する。
天才育成やオリンピックの金メダルをとる人材を作るとするならば、幼児のころから英才教育をする必要があるだろう。
一般的な教育制度としては12歳までに生活のしつけ、読み、書き、計算、会話力を身につけ、12歳から18歳までは全寮制にでもして、歴史、数学、理科、古典文学などの勉強と体育で体力、気力をつけ、社会性を身につける。
18歳から入る大学は海外の大学に合わせて、秋に始業することにして4月から9月まで人生の自由時間として、海外短期留学したり、旅行したり、運転免許証をとったりするといい。
アラブの産油国では、お金がたっぷりあるので、教育費も無料だと言う。

国家の品格の話。弱者に思いやりのある品格が必要。

2007-01-10 22:18:21 | Weblog
ベストセラーの本「国家の品格」の著者、藤原氏がテレビで話していた。「小泉改革は日本の品格を破壊した。改革ではなく、改悪だ」という。新自由主義の弱肉強食で、強いものがすべて取ってしまう。日本は弱者への思いやりのある品格のある人々の国だったが、壊れてしまったという。
1年生と6年生を同じスタートラインに並ばせ、公平な競争だという。力の差が歴然なのに、スタートラインだけ同じにして公正な競争だと言うのは間違っている。格差が当然とするのもおかしい。
藤原氏は国民が一番悪いという。小泉改革を支持し、格差を認める社会をつくっているという。国民も何の選挙かわからずに、小泉氏の話し方や、手振り身振りが面白いので人気者にしてしまい選挙に勝たせてしまった。実は小泉氏は冷酷な差別主義の右派だという。国民に痛みをと言っているのに、国民は面白がって喜んでいた。自殺者が毎年3万人もでて、ホームレスを若者がいじめて殺したりする雰囲気の日本になった。
本を読まないと人間にならないという。生まれて食べて、育つだけでは獣と同じだという。安倍政権は小泉改革を裏切って美しい日本を作ってほしいと言った。

防衛庁が防衛省に。軍の力が増してくる。金がかかる。

2007-01-10 22:01:23 | Weblog
防衛庁が防衛省に格上げされた。名前が変わっただけではなく、権限も強まったと言う。以前は内閣府に属し、総理大臣経由でなければ予算要求も出来なかったが、これからは直接、財務省に予算要求できるという。海外派遣も本来任務とされた。
防衛庁長官も防衛大臣になった。自衛隊のイメージが災害救助から軍事行動に変化してくる。
そもそも防衛というと、敵がいてそれから自国を守るということになる。敵は何か決まらないと防衛政策ができない。冷戦時代はソ連が主な仮想敵だった。現在は北朝鮮や中国が仮想敵だろうか。
政治状況により、敵も変わり、防衛政策も変わる。冷戦時代はソ連の爆撃機を迎撃する戦闘機が配備され、潜水艦から船舶を守る対潜哨戒機や護衛艦が配備された。現在の脅威は北朝鮮のミサイルやゲリラ攻撃といわれる。ミサイル迎撃システムや、対ゲリラ対策が必要になる。大金が防衛費に注がれている。守れるかどうかわからないが、ミサイル迎撃システムもないと心配である。
海外派遣も金がかかり、危険が伴う、死者もでるだろう。アメリカにばかりひっついていると、国際イメージが良くなるかわからない。平和になれば国民生活の向上に資金を注ぐことが出来る。平和がなによりだと思う。外交にがんばってもらいたいものだ。憲法違反の感がある自衛隊だが、なしくずしに現実の軍隊になってきている。