MA社会研究所情報

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予備校の代々木ゼミナールがリストラし校数を大幅に削減。地方の予備校に行けない。現役志向が増える。

2014-08-26 13:15:52 | Weblog
 予備校御三家の代々木ゼミナールがリストラし現在27校にある学校を7か所に削減するという。少子化で学生数が減り、現役で受かればその大学に進むという人が増えて、浪人してレベルの高い大学に入ろうと頑張る人が少なくなった。時代の変化だという。60年代は大企業によっては東大、早稲田、慶応大学卒業者しか採用しないという指定校制があり、頑張って難しい大学に入らないといい大企業に入れなかった。受験競争がその後の人生を決めるので命がけだった。現代は猛烈に受験勉強して入学が難しい大学に入っても、いい会社に就職したり、出世したりできない時代になっている。予備校御三家の比較では駿台は学生のレベルが高く、河合塾は机がよく、代々木は私立文系向けで講師が良いという。昔は大学生の3人に1人は浪人経験者だった。有名大学では1年浪人した人が多く、一年浪人するのは人並みと呼ばれた。地方の予備校が閉鎖されてしまい、東京に出てきて浪人生活をするとなると生活費や学費が高くて大変だろう。