シリア北部で千葉市の湯川さんがイスラム国の人々に拘束された。湯川さんは42歳で民間軍事会社を設立し、情報収集、物資輸送、警護などの実績作りのために政府軍、欧米系の自由軍、イスラム系のイスラム国にわかれて内乱が続くシリアに行ったという。インターネット上に湯川さんが銃を構える姿を投稿している。自由軍と行動を共にしていたが、交戦したイスラム国の人々に拘束されて、地面に倒されてナイフを突きつけられて尋問される様子がインターネット上に投稿された。しろうとが内乱が続く紛争地帯に行って拘束されたり殺されてしまう危険が現実のことになった。平和な日本にいると戦争地帯の状況がわからないのだろう。最近の若い人は気楽に世界の紛争地に行くが、危険なことだ。日本政府の立場も難しくなる。困ったものだ。集団的自衛権があるか海外派兵できるかなどと政府が議論している間に、民間軍事会社として日本のお若者が海外で兵隊として活動しそうだ。実質的な海外派兵になってしまう。