福島原発事故放射能の分布。福島、東京近くの柏市で高濃度。静岡から岩手まで拡散した。

放送大学で福島原発の事故の推移と、放射能の拡散状況を見た。２０１１年３月１１日の東日本大地震と大津波で福島原発も大津波をかぶり、全電源停止となり、燃料棒が冷却されず溶け落ちてメルトダウンと呼ばれる状況になり、格納容器の底を破って放射能が漏れ出した。さらに水素爆発で空中に飛び散った。
３月１５日朝に北風に乗り東京上空を通り、ちょうど雨が降った柏市に降り注ぎ高い濃度になった。放射能はさらに箱根や、静岡のお茶畑に降り注いだ。１５日昼には東からの風にのり雨が降った群馬、栃木、長野の一部に降り注いだ。夜には南東からの風にのり福島原発の北西地域に降り注ぎ高い濃度になった。２１～２３日にも放射能が飛びちり、岩手県から東京付近まで汚染地域は広まった。避難しているのは福島原発の周辺だけだが、放射能はかなり広く拡散したようだ。原発は作るべきではない、ゼロにしたほうがいいと講師は話していた。

韓国と北朝鮮の軍事力は。韓国６５万５千人、北朝鮮１１９万人。背後に米国と中国、ロシアの対立が。

１９５０年ごろに資本主義の米国、韓国と、共産主義の中国、ソ連（ロシア）、北朝鮮が戦った朝鮮戦争は休戦状態で、北緯３８度線をはさんで敵対関係にある、韓国と北朝鮮の軍事力を本で調べた。韓国軍の総兵力は６５万５０００人、北朝鮮は１１９万人。航空機は韓国軍は４９０機で最新鋭機ではないが、現代の実用機Ｆ１６やＦ１５戦闘機を装備している。北朝鮮軍は６２０機、最新鋭機ではないがミグ１９やミグ２９を装備している。韓国海軍は１９７隻、上陸用空母や海兵隊もある。北朝鮮海軍は４８隻。韓国軍の戦車は韓国製のＫ１戦車など２５１４両、北朝鮮軍はロシア製と同型の戦車３５００両だという。韓国は竹島問題などで日本も仮想敵にしている。韓国と北朝鮮の戦闘が始まれば、韓国には米国が援軍を送り、北朝鮮には中国、ロシアが援軍を送り大戦争になりそうだ。今日も北朝鮮が短距離ミサイルを発射したというので危機感が高まる。