MA社会研究所情報

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人類史。お金が生まれ蓄積し格差ができた。それまでは平等に獲物を分けていた。

2012-02-26 23:53:51 | Weblog
テレビで人類史を見た。お金が生まれて人類の生活や社会がどう変わっていったかがわかった。人類は昔は狩りをして得た獲物を皆で平等に分けて食べていた。現在のアフリカでもそういう生活をしている人々もいる。シリアの北部に世界最古の都市の遺跡がある。1km四方に1万人ぐらいで暮らしていた。鉢が大量に出土した。小麦を鉢に分けてお金のように配って共通の交換価値にしていた。人口が増加してウルムには神殿を持つ巨大な都市ができた。ギリシャのアテナイでは銀のコインができた。コインを共通通貨として交易し、蓄積ができた。現代のアフリカでも貨幣経済になろうとしている地域がある。起業してカカオを栽培しようとする人がでて、仲間を使って山林を切りひらく。競争が起き、格差ができる。人間の脳はお金を持つほどお金がほしくなるが、心理実験ではお金を持った人は目の前の相手が同じようにお金を持つことを喜ぶという。適度な分配が必要だろう。