会社の同期会に参加した。会社のそばの居酒屋の日本間に同期の14人中の8人が集まった。みな定年退職した時期で、帽子をかぶって自由人風にして家で3度の料理をしているという人や、趣味のコーラスサークルの事務局をしている人、関連会社に勤めている人もいる、大学の講師になる人もいる、パチンコ業界の事務局に入ってアフリカに行ったという人もいる、ハイキングを楽しんでいる人もいる、大震災で実家がつぶれた人もいる、放射能や原発、葬儀会社や神官の話、親の介護、定年後のお金不足の話も出た。
中学時代からの友人と会って飲んだ。インターネットで新しい店を探し予約したという。二子玉川のデパートの裏通りを歩いて5分ぐらいで店に着いた。黒い色の鉄のいすや机が30席ぐらい並ぶ暗い居酒屋で、ジャズが流れている。ネパールかチベットに来たような気がした。暗くてメニューが見ずらい。新しい店で特定の国の料理ではなく現代のいろいろな食べ物が混ざって出てくる。鳥の刺身や、チーズ焼きもの、鍋が出てきた。おじやも食べた。飲み物もビール、日本酒、ウーロン茶、日本茶もある。日本酒が壁に数十本並んでいるので、日本酒がメインなのだろう。新時代を感じる居酒屋だ。
社会状況や、家族の話をした。互いの人生航路を知っている貴重な友人だ。
社会状況や、家族の話をした。互いの人生航路を知っている貴重な友人だ。
放送大学で国際化と自由化の話を聞いた。経済活動が地球規模に広がるグローバリぜーションで、資本と労働の自由化が起きている。民営化、規制緩和が進む。自由市場化か規制か議論がある。資本の急激な自由な移動により金融危機も起きている。ファンドのカラ売りも起きている。労働力の自由化で移民が増えて問題になる。各国の文化風習を守る動きもある。フランスは米国映画を規制して自国文化を守っている。公共事業だと思われている水道事業を民間に委託したりしている。中間のルールを作るといいという。