MA社会研究所情報

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企業経営。ドイツの取締役会は労働者参加の二層型。最近はグローバル化で米国流に株主利益優先。

2010-11-23 13:19:16 | Weblog
放送大学で企業経営の話を聴いた。ドイツの取締役会は労働者参加の二層型で共同決定方式だといわれてきたが、最近はグローバル化でアメリカ流の株主中心のコーポレートガバナンスの影響を受けている。
消費者、従業員が経営に参加すると株主と対決する。株主の利益が優先される。
日、米、英国は単層取締役会で独、仏は二層型だという。自動車のBMWは二層型である。創業者の同族株主3人が46.6%の株を持っている。社員は2000名いる。監督は社外の人間がいい。決定に時間がかかりチャンスをのがすことがある。労働者に経営がわかるかという疑問の声もあるという。
もっとも労働組合が経営している会社もある。株主利益ばかりが優先されると従業員のリストラで生活しにくい社会になるだろう。