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時限感染 殺戮のマトリョーシカ( 岩木 一麻 著) (宝島社  2018) 80点

2018-11-01 20:57:07 | 読書遍歴

なかなか読み応えがあった。前作「がん消滅の罠」より面白いかもしれない。ミステリーとしては最後の動機という一番大きな謎にどんでん返しも用意されていて、ファンとしては申し分のない出来である。

ただあれほど秀逸な相場がなぜあぶなかしい門伝を仲間に引き入れたかだが、、。

こういいバイオテロはもう小説だけの世界にしてほしい。こう願うのは僕だけではないだろう。それほどバイオにリアルな時代であるということなのだ。

なかなか読ませるミステリーである。有望な作家がまた出現した。


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