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魔女の原罪(文藝春秋 (2023)(五十嵐 律人 (著)  80点

2023-10-01 11:20:44 | 読書遍歴

主人公が高校生ということで平易に小説に入ることができた。さらに腎臓透析を受けている高校生たち、けれど何やら不穏な人たちが住んでいるある町に、、。

面白いんだけど、また最後まで真相がわからず引っ張っていくその書きぶり、そして真相にたどり着いたとき、やはりかなりの衝撃を受ける。いくらなんでもそういうことが、、なんて思ったりしたが、これはミステリー。本格ものではないが、実に五十嵐らしい論理で構成したミステリーだ。

何か、少々残滓が残った読後感だが、良しとしよう。

 


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