セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 56本、 演劇 37本

突劇金魚「GFT版 贋作・桜の森の満開の下」(脚本 山田蟲男、サリngROCK・演出 山田蟲男) at芸術創造館 85点

2024-06-02 19:46:39 | 演劇遍歴

突撃金魚は好きで、東京にまで遠征したこともあった。そのうちサリngROCKさんが出演しなくなり、山田蟲男さんは大きく変身する。作品も軽妙で少女っぽい軽やかさを持った作品から重く暗いものが多くなっている。でもずっと見ているのだが、、。

今回はなんと出演がかなり遠のいていたサリngROCKさんの久々の出演で、もう見る前から少々精神高揚気味。そしてそれは叶った。それだけで私的には十分なのだが、この作品、なんとあの小さな舞台に多数の俳優陣出演、しかも全員練習十分、演劇的には古代歴史絵巻大開帳、エンタメ性も十分で面白い。ものすごいパワーを舞台にまき散らしておりました。

そらそうだろう、30人ぐらいの俳優たち、みんな所属の劇団に戻れば主役級の人たちばかりだ。演劇ファンにはたまらない舞台となりました。今年前半の出色の出来。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 関心領域 (2023/米=英=ポー... | トップ | アミュレット・ホテル(方丈... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

演劇遍歴」カテゴリの最新記事