セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 73本、 演劇 45本

2006-09-18 23:22:02 | 映画遍歴
ほとんどセリフのない二人の演技に息を飲む。凝縮された男女の愛と若さと老い。海という文明から離れた場所だからテーマがより濃厚なものとなった。
あまりの素晴らしさにしばらく呆然となりました。これぞ映画です。キム・ギドクの代表作となり得るでしょう。現代の映画で表現できる本質的で、実は当たり前の「映像で何が表現出来得るか」という重要な基本的な文法をもとに人間をどう描くか、というテーマがこの映画の基本ですね。秀作。
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