セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 73本、 演劇 45本

キャッチボール屋(2005/日)(大崎章)

2006-10-22 23:18:14 | 映画遍歴
これだけのアイデアだけでひとつの青春映画まで形成できるこの演出力にまず敬意を表します。軽いコメディーかなと思っていたら、細かいところまで計算されている綿密な演出で、しっかりと沸沸と青春の逆戻りする人々を淡い方法ながら色鮮やかに描き切る。
初演出と思えないその大人の映画に僕は大いに感激した。映画って、これなんだよね。こんな、さりげないテーマも映画を見る人たちみんなに響くものがびんびんある。大作でなくていいんだよ。この淡い爽快感にしびれました。
****

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水の迷宮(石持浅海 光文社... | トップ | サラバンド (2003/スウェーデ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画遍歴」カテゴリの最新記事