セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 73本、 演劇 45本

運命じゃない人(2004)(内田けんじ)

2005-07-28 00:31:41 | 映画遍歴
映画が好きなんだなあ。センス抜群。才気煥発。しかもおかしい。楽しい。カメラの丁寧なこと。最初からぴたっと画面に溶け込んでしまう、これは何なんだ。三十路青年の哀感が自分と共有している。日本映画、久々の大物登場。
ファーストシーンから凝ってる。すっと映画に入っていける。うまいぞ。
ところがこの映画さらにどんどん仕掛けがあった。これがたまらん。映画ファンにこんなにサービスしてくれる映画は久々。コメディーなんだが、ほろっとさせられる。
今、シングルが多い、30代の哀感が漂う。いやあ、映画料金が安いよ。やはり新しい映画はいいなあ。
ラストも、一瞬映写室を振り向きかけたよ。
うーん、面白い。こんな映像方法、どこかで見たことがある感じもするが、こんなハイセンスでラストまで一気。うれしいです。
最高!
*****

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Re:プレイ(2003/英=米)  | トップ | ヒトラー 最期の12日間(20... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
運命じゃない人 (broadway05)
2005-08-12 11:45:28
ヌートリアさん、こんにちは。

やっとユーロスペースへたどり着きました(笑)。

いやあ~面白かったですね。

ミステリー小説が好きな人は必見ですよね。

それに台詞がとても上手ですね、内田けんじ監督は。

8~9月は、今年前半で見逃した映画を2本立てで観る予定です。

TBさせていただきました。

broadway05



返信する
今日のユーロスペースは、、 (ヌートリアE)
2005-08-14 00:03:46
broadway05さま、こんばんは。

今日もユーロへ行ってきました。

ところがものすごい人で、あの狭い空間でみんな四苦八苦。

「さよならCOLOR」が今日初日だったんですね。

映画は人気の割には新しさは感じなかったですね。

もう一度「運命じゃない人」を見たいぐらいです。

先日「生首に聞いてみろ」を読破しました。

法月の大ファンなのに、遅くなってしまいました。

ほぼ10年ぶり、うれしいですね。

こんな本格物がやはり好きですね。

今は「犯人に告ぐ」を読んでおります。

では、また。
返信する

コメントを投稿

映画遍歴」カテゴリの最新記事