3月6日 雨 20℃
今日でかけた車の中でぼんやり外をみていたら、街路樹に白い花が咲いているのをみつけて…
この花、ハノイで、二度目にみる花だと思うと…
私がハノイに来てもう一年が過ぎたと、ちょっとしみじみした。
この白い花は槐(えんじゅ)というマメ科の花と今日、教えてもらった。
そしてもうひとつ、夢憂樹(むゆうじゅ)の花、みっしりした常緑の葉っぱのなかに、オレンジ色のマメ科の花がさいている。
お釈迦さまがこの木の下で生まれたといわれていて、アジア各地の寺院には必ずといっていいほど植えられているらしいが、ハノイにもたくさんある。
ハノイの花たちはかわいそう、木のせいが高いので、どんなに可愛くても、懸命に咲いても、花が遠くなり、なかなか目にとまらない。
その上道路事情も悪いので、花をみながら歩いていると、歩道のくぼみに足を取られてころぶか、バイクに引っかかりそうになったり、なにかと危険である。
しかも、現在は天気が悪く、毎日湿度90%をこえるとなると、霧の中で生活しているようなもの、すべてが霧でぼんやりかすんでいる。
槐と夢憂樹、私の二度目のハノイはこれらの花とともにはじまった。
ハノイはいま春のさかり、花の季節が始まって、季節はめぐる…
だいぶ待って、そろそろと思っていたけど、あとひと月もあるの?
はやく、戻ってきてくださーい、
待っています。
その時はバンランの花の季節でしょうか?
そして、火炎樹も…
花の季節よりもはやくおあいできるかな?