ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

36ホールゴルフ

2008-06-01 09:41:43 | Weblog

6月1日

今週の閉めは36ホールのゴルフとなってしまいました

木曜日、気温38℃の中でのゴルフでもうおしまいにしようと思って、土曜日はキャンセルさせてくださいと御願いしたのに、オットからダメがでて、朝もやの中出発しました。

幸い心配した気温も上がらず、カートを使ったので、スムーズに進み、フウッ、今日はクリアーできたと18ホール目をあがったら、そのまま次のコースへ、仕方ないあと9ホール頑張ればと思っていたら、エッ、10ホール目……、結局終わってみれば36ホール、ランチタイムなしでですよ。

ハノイ近辺には、6つのゴルフコースがあり、ここは1年半位前に作られた、ハノイ市から南西40km位、車で1時間30分位のホアビン省にあるコースです。

わたしは、すでに6つのコースは制覇済みだけれど、オットは今回で達成できました。

ここの経営は韓国人対象なので、すべて表示が韓国語、御茶屋さん、レストランのメニューも韓国語のみ、そしてもれなくキムチが付いています。

 この辺りは、おそらく農業主体と思われるけれど、石灰質の岩山ばかりで、とても豊かそうにはみえない。

ゴルフ場にそびえる岩山ではババナを育てています。

キャディーさんは、土地の人で、コースに育っている、パパイヤの青い実をとったり、ライチの実を食べたり、花を摘んだりする化粧もしていない、はたち位の純朴な子達でした。

いまの季節、野の花が咲き乱れ、何種類ものちょうが飛び交い、いろいろな鳥が空を舞う静かさの中に、鳥や、せみ、さるの鳴き声など様々聞こえます。

岩山で暮らす人々の生活を思うと、ゴルフ場なんて自然破壊の最たるものだし、車でどしどしと、村人の生活圏に入り込んで行って、迷惑がられているのではないかと、ちょっとそのハザマでの迷いはあります。

しかし喧騒と汚れた空気と隔離された世界で暮らしている私たちにとって、、静かさと自由と自然を独り占めした気分を味わわせてくれます。

特に、単身赴任の企業戦士たちにとっては、また一週間頑張れるぞ、と元気を与えてくれるものになっているように思えます。