ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

水と共に生きる人たち

2008-05-11 18:40:39 | Weblog

5月11日

ハノイにいても、湖で小船をたくみに操つる人たちを見かけます。

とくに、アルミみたいな小船に30センチくらいの棒を櫂として船を操っているのを始めてみたときは、ちょっと驚きました。

メコンの人々は、この河と共に生活しているので、船が重要な交通手段となっています。

泥色をして深そうな河ですが、洗濯もするし、台所も河にむかっていて、炊事をする様子がみられます。

カイラン水上マーケットでもそうだったけど、ごみは河に投げ捨てています。

水にながすという言葉は日本でもあるけど、昨今の環境問題を考えれば、これでいいのか?、と思ってしまいます。

そんな河で、子供達は気軽に飛びこんだり、泳いだりして遊んでいました。

足を使って船をこぐのが普通なのか、ここでも、小船を操るのに足を使っていました。

漁をしているようです。

交差した櫂を操るのは、どんな理由からかわからないけど、日本では見かけたことがないなー。

ノンというベトナム独特の帽子は、雨も、日差しもよけて、おまけに涼しいとの利点があり、まだまだ街中でも、重宝されています。