四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

梅雨明けの軽井沢

2018年07月06日 20時42分52秒 | お出かけ
先週末、三男からの誘いで、梅雨明けの軽井沢へ細君と共に行って参りました。
実は三男の日ごろ使っているカードのマイルがたまっているので、ホテルの宿泊に
使用できるとのことで喜んで乗っかることにしました。

彼らは、そのマイルを使って先月に軽井沢のホテルに家族で宿泊してきたとのこと。
予約した時には「梅雨真っ只中」を覚悟していましたが、折よく前日に梅雨明となり、
真夏日の避暑となりました。

三男の家族は、おり悪く子供たちの塾のスケジュールもあり、ママと二人の息子は留守番で、
一番下の孫娘だけの参加となりました。孫娘は大好きなパパと一緒の旅行でご機嫌な
様子でした。
彼らは、前回は車で行き大変な渋滞で疲れたとのことで、今回は新幹線にしたようです。
私たちにとっても、久しぶりの新幹線でしたが東京~軽井沢まで一時間余とあっという間でした。

着いた時間はちょうどお昼時でしたので軽井沢駅前のお蕎麦屋さんで昼食をとり、その後予約した
駅前のレンタカー屋さんへ・・・。 これまたびっくり、Eクラスベンツです。
他の車と比べ費用が余り違わないので、こんな機会に是非乗ってみたいとのことで決めたようです。
先ずは街中をドライブした後、駐車場に車を入れ、軽井沢のエッセンスが一杯詰まっていると言われる、
旧軽井沢銀座の街中を散策しました。





梅雨明けの強い日差しの中、こじゃれたお店巡りが楽しくてお土産を買ったり、いろいろお店を覗いたり、
孫が美味しそうとのことでアイスを食べたりと、楽しいひと時を過ごしました。
想えば長野は私の実家があり家族で何十年と帰省してきたのですが、観光を意識して訪れたことが少なく、
軽井沢も単に車で通過する場所でした。

歩き回り暑さに耐えきれず車に戻り、白糸ハイランドウエイ等、軽井沢らしい景色の中ドライブしたのち、
国の重要文化財となっている「旧三笠ホテル」へ向かいました。
このホテルは1905年に建築されて以来、政財界の要人・文人に愛され「軽井沢の鹿鳴館」と
言われた木造純西洋式ホテルとのことです。1980年に国の重要文化財に指定され、館内は
有料ですが見学することが出来ました。この重厚な西洋建築は設計から施工、内装まですべて
日本人が行ったとのことです。窓枠や階段の手すりなどのデザインも見応えがあり、明治時代の
社交場にタイムスリップしたような感覚に襲われました。





方々を巡り、見学したことで疲れもあり早めに宿となっている軽井沢マリオットホテルへ向かいました。
昨年の九月「伊豆マリオットホテル修善寺」に宿泊して以来マリオットホテルの密かなフアンに
なりましたが、軽井沢マリオットホテルもスタッフの対応、部屋のしつらいも、また部屋ごとの
露天風呂、さらに白糸の滝を模した大浴場も含めて修善寺を上回る快適なホテルとの印象でした。
何よりもPM5:00~のフリードリンクのカクテルタイムは、ゆったりとトワイライトタイムを過ごす
ゆとりを醸し出し、三男との久しぶりの語らいのひと時を作ってくれました。

夕食はあらかじめ予約した塩沢にあるレストランにタクシーで出向き、孫娘の好きなメニューも
含めて軽井沢らしいおしゃれの中にも、しっかりと味付けされた地中海料理に舌鼓を打ちました。

なお、レストランに向かう途中には、かつての恩師の息子さんの営むレストランもありましたが、
ここは昼間の営業がメインでディナーはやっていないようでした。
なお、食べるのに夢中になり、料理について撮れた写真はこの一枚でした。

翌日は別荘街と、ゴルフ場が連なる軽井沢の周辺、さらに追分、白糸ハイランドウエイ等を
ドライブし、レンタカーを返却したのち、軽井沢・プリンスショッピングプラザに向かいました。
ここではブランド品がアウトレット価格で買えることから、眺めるだけでなく結構購買意欲を
誘われました。孫娘も日頃欲しかったディズニーのキャラクター商品を細君とパパから買ってもらい
ご機嫌な様子でした。



買い物に疲れ、レストランの木陰のテラスで休憩がてらドリンクタイムとしました。
車の運転もなく、新幹線で帰るのみですので、私と三男はビールジョッキを傾け会いました。
昼間からの飲酒はちょっぴり気が引けますが、旅を設定してくれた三男への感謝も込めて
乾杯としました。

帰りの新幹線は、三男の配慮でグリーン車が手配され、座席を向かい席にして孫娘と共に
「峠の釜めし」を昼食として頂きながら、楽しい語らいとともに一時間余の列車旅を満喫しました。
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