昨日は勤務のないウィークデー。秋空と涼風に誘われ細君と共に「くりはま花の国」へ
コスモス見物に行ってきました。
ここは、久里浜港に近い谷戸一面を花畑として造成し、花をテーマにした公園です。
春はポピー、秋はコスモスが咲き乱れ、シーズンになると市内外から多くの人が訪れます。
園内のハーブ園では、四季を通じて130種約３万株のハーブを楽しむことができます。
また、ハーブを眺めながら入れる足湯「湯足里（ゆったり）」もあり、
このお湯には季節に合わせたハーブがブレンドされているようです。
今の季節は100万本のコスモスが白、黄色、ピンク、紅色と色彩豊かに咲き競い
「花の国」にふさわしい景観が谷戸を埋め、久しぶりに花に埋まる風雅のひと時を
過ごすことが出来ました。
また、今週は長年胸の奥にしまってきた厳しい思いから解放される嬉しい事が
ありました。
細君は10年前に呼吸器外科で5時間に及ぶ開胸手術をうけ、厳しく辛い術後の
日々を乗り越え今日に至りましたが…。先週のCT検査に続き、その結果を医師より
説明を受けることになりました。私は勤務の関係から付き添えなかったのですが、
細君に手術担当の医師から「結論から申し上げますと、ほぼ問題ないでしょう」
との言葉で、「経過観察の終了」となりました。
手術後の体調不良と、喉の不具合をはじめ次々と発生する事態を危惧し担当医師に
説明を求める相談を幾たびかさせていただきました。その際「五年以内の再発の可能性」を
示唆され一人胸に収めてきました。五年を経過しても依然経過観察の必要があるとの
状況から、その危惧が依然としてある旨を辛い思いとともに理解してきました。
それらの危惧からの解放も告げられたことになり、喜びも一入の思いでした。
細君の報告を聞き、今までこらえてきた心配からの解放もあり、嬉しさのあまり
不覚にも号泣してしまいました。
主治医の「よかったですね、ご主人にもよろしくお伝えください」という言葉で
報われた思いがしました。
