四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

再び「あなたは虹」の曲を

2024年04月14日 09時57分18秒 | 日々の歩み

4月は旅立ちの時。多くの会社で、また学校で、新人の皆さんが大きな夢と希望を
胸に新たな「出発」を決意されたことと思います。
今日の朝日新聞の「天声人語」で、ノーベル賞作家バーナード・ショーの名言を
掲載していました。『若いときには「可能性という道路が広くどこまでもある」のを
わかってほしい』・・・と。この可能性を信じ、新人の皆さんには胸を張り自らの道を
切り開いていって欲しいと願わずにはいられません。

     「咲き満ちる 深山桜」 

一方、長く続いたコロナ禍で、その可能性を途中で打ち砕かれた多くの若者たちの
存在も少なからず生まれていることも事実です。
そんな彼らへ、少しでもエールになればと、かつて私のブログで紹介した
「あなたは虹」の曲を再度掲載したいと思います。

この曲は、私の現役時代プロジェクトや、周辺の若いメンバーたちへのエールと、
彼らには目の前にある厳しさをなんとか凌ぎ、辛くても「生きていて!」との
想いを込めた詞の一つを楽曲としたものです。この詞は、「母」の立場から
吾が子へのエールとして紡いだものです。

なお、「あなたは虹」の曲は、「ブロ友」Kenさんのご尽力、さらに、作曲・歌唱を
担って頂いたYokiさん、演奏を担って頂いた、じいじさんの懐の深さ、寛容さに
助けられ、楽曲公開の運びとなったものです。
Yokiさん、じいじさんが、それぞれユーチューブに公開しておりますので、二曲を
合わせて掲載させて頂きます。

Yokiさん歌唱
作詞:ショー・ジロー、 作曲・歌唱:Yokiさん、 演奏:じいじさん



じいじさん歌唱
作詞:ショー・ジロー、 作曲:Yokiさん、 演奏・歌唱:じいじさん


「あなたは虹」
                
 1.人の冷たい仕打ちに泣いて
   たとえひと時沈んでも
   生きていて!
   その思いは変わらない
   あなたは虹 私の希望
   ツンドラの凍てつく大地を
   切り裂いて 萌える双葉の
   たくましい
   命をあなたも宿してる
   信じてる 
   羽ばたく翼 磨いていると

 2.人の悪意に打ちのめされて
   たとえひと時倒れても
   生きていて!
   その思いは変わらない
   あなたは虹 私の希望
   水も無い砂漠の果ての
   サボテンに 芽吹き花咲く
   たくましい
   命をあなたも宿してる
   信じてる 
   羽ばたく翼 広げる時を

 3.人の酷さに傷つきながら
   たとえひと時篭っても
   生きていて!
   その思いは変わらない
   あなたは虹 私の希望
   核の火に半身焼かれた
   夾竹桃の それでも花咲く
   たくましい
   命をあなたも宿してる
   信じてる 
   翼を広げ 舞いゆくことを

   あなたは虹 私の希望
          了


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5 コメント

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ポエットさま、 (1948of)
2024-04-14 11:41:19
あなたは虹 意味を深めながら聴かせて頂きました。
ありがとうございます。

”可能性という道路が広くどこまでもある”

エールの曲、私にも感じます。
1948ofさんへ (ポエット・M)
2024-04-14 20:01:52
1948ofさん こんばんは。
いつも温かなお心のこもったコメントを頂き、ありがとうございます。

コロナ禍も収束しつつありますが、その影響もあり、旅立ちの季節にも関わらず、
未だ、心の晴れない若者たちが少なからず散見されます。

そんな方たちのエールになればと、かつて掲載した曲「あなたは虹」を
再度載せてみました。

それぞれの方が「可能性という道路」を見つけて力強く歩いて
くれることを祈りたいと思います。

これからもよろしくお願い致します。
短歌投稿 (knsw0805)
2024-04-17 03:54:14
24年4月17日分
Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。

「詞書」源氏物語や紫式部日記・紫式部集には和歌(巻名歌等)が沢山ありますが、その和歌の返歌を口語短歌で提出します。返歌は源氏物語の内容や進行に合わせてではなく、短歌に沿った言葉・単語や自然・地名からヒントをもらい詠みます。今週は源氏物語巻名歌から1首、紫式部集より1首の計2首提出しますのでご指導よろしくお願いします。

源氏物語巻名歌・14玉鬘(たまかづら)
歌の背景
光源氏三十五歳。夕顔の遺児玉鬘は乳母と筑紫へ下っていたが、後に玉鬘と乳母達は上洛し、初瀬に参詣していたところ、右近に再会。それがきっかけで源氏に引き取られる。

「恋ひわたる 身はそれなれど 玉かづら いかなる筋を 尋ね来つらむ」 光源氏

返歌
「夕顔の 忘れがたみ 玉かづら 深いえにしに 思いを馳せる」

紫式部集・14
14 はらへどの 神のかざりの みてぐらに うたてもまがふ 耳はさみかな

返歌
「山法師 紙のかんむり 憎らしく 陰陽博士 気取っているも」
ポエット・Mさんへ (西BOO)
2024-04-17 06:01:50
おはようございます。
24年4月17日分、二首出詠させて頂きたいと思います。

夏日の到来を詠ませて頂きました。
遅咲きの桜も散りて 南風 汗ばむ陽気 春を惜しむる

長男の命日を読ませて頂きました。
13日 我が長男の命日に 今も己の無力を悔いる

よろしくお願い致します。
ご無沙汰しております。 (yoki)
2024-04-25 11:50:46
先日はコメントを頂いておりましたのに、毎日バタバタとしておりお邪魔するのが今日になってしまい失礼いたしました。

私の周りでは、新しい人生を歩もうとしている人が沢山います。
友達だったり知り合いだったり、そして家族だったり。
そんなみんなの事を思いながら久しぶりに聞かせて頂きました。

まだもう少し忙しい日々が続きますが、私も頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。

ポエットさんもお元気でいてくださいね^^

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