過日、我が家の月下美人が今年四度目、三日間にわたり二鉢で九輪開花しました。一鉢は細君が建物の入り口付近の通路へ移動し、皆さんに見て頂くことにしました。
「誕生花」との言葉をご存知の方は多いかと思います。月下美人が「誕生花」となるのは今年は、7月19日、8月23日、そして10月29日と三日間あるとのことでした。10月29日は、この花の今年最後の誕生花の日でした。
月下美人が二度目の誕生花となった8月23日、このブログでも開花の模様を触れましたが、さらに三度目の誕生花の該当日に咲いたことに、ちょっぴり感動しました。
今回も前回と同様に、夕刻19時ごろから蕾が少し開きはじめ、20時頃には花弁が見え始めました。さらに21時半ごろには半分程度開花し、23時頃にはほぼ満開の状態となりました。今回の花は前回より心もち大き目と感じました。
花弁が見え始める頃から芳醇な香りが部屋に漂い、3輪が一斉に開花したこともあり部屋いっぱいに香りが充満する状態でした。
純白の20cm近い大輪の花びらと白い雌蕊、さらに黄金色の雄蕊とを持つ月下美人。
毎回、開花のたびに感じることですが、「はかない美」等の花言葉を持つ花で、雅な花の容姿と、馥郁と漂う芳醇な香りとにより、改めて創造主の技の妙を感じてしまいました。
了
月下美人、本当に美しいですね。“月下美人”はクジャクサボテンの原種で、芳香を放つそうで、寒さには弱いそうなんですが、そんなにたくさん咲いて凄いですね。うちには赤いクジャクサボテンを父が育てていて、5鉢あります。父があまり庭木や鉢物の世話をし辛くなったので、私が液肥(土にぶっ刺すやつ)をやったり、水をやったりしてましたが、6月中だったかに一鉢だけいくつか綺麗に花が咲いたのを玄関前に移して父に「咲いたでー」と見せると「ほぉ!」と喜んでいました。(初めて見ましたが実も一つだけできました。一瞬「食べられるやろか?」と…食べませんでしたが)花が咲いたら毎回香りがするか嗅ぐんですが、あまり感じません。月下美人の仲間やからと思っていましたが、月下美人のような“馥郁とした”香りは赤いクジャクサボテンさんからはしたことが無いです。良いなあ~。赤の孔雀仙人掌さんは見た目は凄く艶やかなんですが、香りはえらく控えめで(ほんのりとはありますから)つつましい感じです。ちょっと見ただけですが、10月29日は明け方に月蝕がありました。(肝心な時間はめっちゃ雲がかかってました😭)その日の晩は(ほぼ満月で)とても綺麗だったかと。美しい月夜に咲く月下美人…。それだけで絵になりそうですね。
ご丁寧なコメントを頂きありがとうござました。
ちがやねこさんのお宅でも、赤いクジャクサボテンを5鉢も育てているとのこと。これは別名
「紅孔雀」と言うと友人から聞いたことがあります。白色に無い素敵な花でもありますね。
機会があれば、「紅孔雀」、孔雀仙人掌の写真も紹介頂ければ嬉しいですね。
月下美人とクジャクサボテンの違いは幾つかあるようですが、最大の違いは香りがあるか否かで、
さらに一夜で萎むか否かとのことですね。
いずれにしろ冬の寒さを気を付ければ結構元気に育つ植物でもありますね。
なお、10月29日の部分月蝕は私も見れずじまいでした。
これからも諸々情報交換して参りましょう。よろしくお願いいたします。