四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「三浦海岸桜まつり」に

2024年02月18日 12時44分35秒 | お出かけ

 過日、本格的な春の到来を思わせる温かな日和に誘われ、細君共々
三浦海岸駅前で行われている「三浦海岸桜まつり」に行って参りました。

 この祭りは、2024年で20回目を迎え、すっかり三浦半島の風物詩として
定着しています。河津桜の鮮やかなピンクと菜の花の黄色、さらに
時折通過する紅色の京急電車とが織りなすダイナミックな息をのむ
景観が展開されています。

     「三浦海岸で咲き初める 河津桜」 

 河津桜は三浦海岸駅前から小松ヶ池公園まで約1kmの線路沿いに
約1000本が植えられています。
当日はウイークデーでしたが、外国からの団体旅行の方を始め多くの方が
沿道を埋め、三分咲きの状態ながら春の訪れを祝い祭りを盛り上げていました。
なお、祭りは、2月11日(土)から3月5日(日)まで開催されているとのことです。


      「観光客で賑わう 河津桜並木」

 祭りの見どころは、河津桜は言うまでもなく、小松ヶ池公園の菜の花畑、
夜桜ライトアップ、屋台グルメ、河津桜ウォーキング、河津桜俳句大会、
写真コンテスト等々盛り沢山のイベントが用意されているようです。

     「河津桜、菜の花、京急電車のコラボ風景」

 また、桜並木は毎晩、色とりどりのライトで照らし出され、桜の深いピンク色を
一層引き立てているとのことです。河津桜の柔らかな光の下で春の訪れを感じて
見られてはいかがでしょうか。

 なお、ロシア当局は反体制派指導者のナワリヌイ氏が16日、死亡したと
発表しました。

     「白いクリスマスローズ ナワリヌイ氏の祭壇に捧げます」

 かつて、ソ連の「水爆の父」として尊敬された後、反体制派に転じた
アンドレイ・サハロフ博士の追悼の夕べの祭壇を飾った忘れな草の花。
その花を、再びナワリヌイ氏の祭壇に飾ることになったロシアの人々。
これはロシアの人々のみでなく、心ある世界の人々にとっても大きな
悲しみであり、忘れてはならない事実として心に刻んでいきたいと
思います。

     「三浦河津桜祭り会場に咲き初める 河津桜」


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5 コメント

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聞きしに勝る・・・ (fumiel-shima)
2024-02-18 15:52:42
ポエットMさん、こんにちは。

テレビで知るだけでこの並木を実際に見たことはありませんが、聞きしに勝る見事なものですね。

桜とクリスマスローズの上と下での会話・・そしてそれぞれのその色から受ける印象・・・
ポエットMさんのように花たちから感じ取れるたくさんのものを大切にしたいと思いました。
返信する
fumiel-shimaさんへ (ポエット・M)
2024-02-18 20:21:27
fumiel-shimaさん こんばんは。
いつも、温かなコメントを頂き励みになります。
ありがとうございます。

最近は、伊豆河津町と並んで三浦海岸もテレビで紹介されるようになり
すっかり全国区となりました。お陰様でというと地域の方にしかられ
そうですが、嬉しい反面、道路の混雑に住んでいる方からのブーイングも
聞こえてきます。

おっしゃるように、河津桜と、菜の花、京急電車、さらに少ないですが
クリスマスローズ等々のコラボの景観が見事に展開されています。
喧騒の、そして期末の忙しい日々。このような花や景観に抱かれて
ひと時を過ごすのも、いいものとしみじみ感じます。

これからもお立ちより頂ければ嬉しいです。
返信する
Unknown (クロママです😆)
2024-02-19 06:35:24
おはようございます。横浜に30数年住まいしていました。河津桜、今も本当にきれいですね〜🎵懐かしいです。
季節など全く無視した2句になりましたが宜しくご教示下さい🙇

☆断捨離を 試みたとて
 捨てきれぬ 1つ1つが 
 私の宝

☆断捨離の 捨てる物入れ
 更に増え 部屋の隅々
 100均タンス
返信する
クロママさんへ (ポエット・M)
2024-02-19 12:34:57
クロママさん こんにちは。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

おっしゃるように、いち早く春の到来を告げる河津桜の薄紅色の花の美しさには、
見惚れるものがありますね。

「断捨離」をテーマに二首の歌を詠んで頂きましたが…、この提唱者、
やましたひでこ氏によると「断捨離」とは、モノへの執着を捨てることが最大の
コンセプトで、モノへの執着を捨てて、心もストレスから解放されてスッキリ
することと述べていますね。
さらに、必要ないもの、使わないものを手放すことで、本当に必要なもの、
本当に価値のあるものがさらに浮かび上がってくるとも述べています。

これらの謂れは分かりながらも、詠われているように「1つ1つが 私の宝」との
想いは十分わかりますね。「断捨離」を前に、葛藤を抱えながら、なお大切な
「宝物」と思う心の揺れがいずれの歌にも滲んでおり、多くの方の共感を誘う
歌と考えます。一首目の調べの良さと、説得力のある歌いぶりが良いと思います。

これからもよろしくお願いします。
返信する
短歌投稿 (knsw0805)
2024-02-21 02:51:31
2024年2月21日分

Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。

「詞書」源氏物語や紫式部日記・紫式部集には和歌(巻名歌等)が沢山ありますが、その和歌の返歌を口語短歌で提出します。返歌は源氏物語の内容や進行に合わせてではなく、短歌に沿った言葉・単語や自然・地名からヒントをもらい詠みます。今週は源氏物語巻名歌から2首、紫式部集より1首の計3首提出しますのでご指導よろしくお願いします。

源氏物語巻名歌・6葵(あおい)
歌の背景
光源氏二十二歳。びっしりと車が立ち並んでいる賀茂の葵祭の日、女の方から車の場所を譲ってくるのでどんな好色者だろうとみると、「せっかくお目にかかったのに、その注連の内(シメノウチ)には入りかねております」と、「逢ふ日」に掛けて、あの典侍が歌を贈ってきました。源氏は素っ気なく歌を返します。

「はかなしや 人のかざせる 葵ゆゑ 神の許しの 今日を待ちける」 源典侍
注連の内には
「かざしける 心ぞあだに おもほゆる 八十氏人に なべて逢ふ日を」 光源氏

返歌
「典侍(ないしのすけ) 恋に想いは みそかごと 葵の簪(かんざし) 祭りに輝く」

「移りかわる 花のほころび 今さかりと 八十氏人(やそうじびと)を 眺めているも」


八十氏人(やそうじびと)~多くの人々

紫式部集・6
「西の海を おもひやりつつ 月みれば ただに泣かるる ころにもあるかな」

返歌
「大宰府の 遠い赴任地 見極めて 心に沁みる 言葉たむける」
返信する

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