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「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

訴訟発展の原因は川勝のサボタージュ

2010-11-13 22:42:00 | ノンジャンル
今日の読売新聞に記載されていた昨日の川勝のコメント。
搭乗率保証制度の導入を持ちかけたのが県とJALのどちらだったかと問われた川勝は、

「「双方からと(報告を)受けている。もう一度時を追って、経緯を正確に検証してみたい」
としたうえで、「(平均搭乗率が70%を越えても県に見返りがない)一方的なものを受け入れた。やや不分明なところがある」と 語り、導入の経緯を県として検証し、公にする考えを示した。 」

とのこと。

「導入の経緯を県として検証し、公にする」というのは川勝就任直後の会見での約束だったのに、なにをいまさら。
就任直後だけではない。
今年の1月にも同じことを聞かれ、真相究明から逃げていた(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/526.html)が、それが、今日の祖語となって現れていることは明白だ。

男子プロゴルフトーナメント「とおとうみ浜松オープン」の主催者が知事室を訪問した際に韓国選手を静岡空港からと話題になったとたん、「最近、韓国ではやっていると聞いているのは、茶畑でチュー。茶畑で愛を語らうチャバチューですよ。ジャガイモ畑で恋を語るのはジャバチュー、キャベツ畑ならキャバチュー…」(中日新聞)などとジョーク(しかも品がない)を連発したとかで、これが公務とはこの御時世に能天気にも程がある。

月曜日には羽田から訪韓(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/682.html)、心ここに在らずなのだろう。彼にとっては難問続きで現実逃避したい気持ちもわかるが、サボタージュはやめて少しはまともに仕事をしてほしいものだ。

川勝平太、JAL提訴に激昂、余裕なし

2010-11-12 23:11:00 | 静岡空港
JAL側の提訴(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/683.html)を受けた今日の川勝、
「訴えを起こすなどというのはとんでもない話だというふうにすら思っています。かつてナショナルフラッグ、日本という名をですね、飛行機に、冠して、世界の空を駆け巡ったJALのすることかと。ここまで落ちたかと。一銭も払うべきものではないと。」
「破っておいて、金をよこせっていうのは、もう、なんていうのか、これはもうナショナルではないと。エゴイスティックフラッグだと。だから墜ちたんだと。」
と、芝居ではなく明らかに激昂。
格下の相手なら、この手の恫喝も効果があるのかもしれないが、そうでなければこの余裕のない様子は百害あって一利なしだ。

JAL側がこれで訴訟から降りるわけもなく、色々な意味で全面対決だ。
川勝信者、ふじのくに教団の信者たちは今は勝利を信じているのだろうが、負ければ信者離れが進み壊滅的打撃を受けるだろう。
専門家は裁判上の和解の可能性を示唆しているが、ここまで言った上での川勝のこの性格では・・・

今日は静岡県が100億円の起債(いわゆる借金)を発表。
5年債で表面利率は0.432%だそうだが、今日同じく同じ5年債で同額の起債を発表した福岡県は表面利率0.36%、自治体格差も出始めた。
将来の県民負担は増える一方の中でやれ訪中だのやれ空港のためにティーガーデン整備だのと散財が止まない川勝県政。
行政の現場では今日も5千円ちょっとの役務費が足りないのに予算(危機管理局予算)を本庁がよこさないらしく右往左往。その職員は自腹で払ってもいいという始末。中国に遊びに行くお金はあってもすべき事業のお金は出せないとは。本当におかしな組織になってしまった。

日本航空の管財人が静岡県を提訴、それよりも今日は尖閣ビデオ流出者に思う

2010-11-10 22:58:00 | 静岡空港
今日ついに、日本航空(JAL)の管財人が東京地裁に搭乗率保証金の支払いを求め静岡県を提訴した。

<主な過去論評>
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/676.html
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/674.html

しかし今日はそれよりも、
話題は日本国中を駆け巡った尖閣ビデオ流出に係る海保職員の自白だ。
読売テレビの記者が数日前に取材していたようで、「あれを隠していいのか。私がこういう行為に及ばなければ、闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまうのではないか。国民は映像を見る権利がある」「誰にも相談せず一人でやった」(YOMIURI ONLINEより)などと同期の一部を答えたという。

以前、リーダーがダメダメでも海保の現場の真摯で誠実な任務遂行だけが救いだ(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/651.html)と書いたが、その海保職員の手による流出というのは心情的に切ない。
ここ1週間、県の不正経理にからんで何通か匿名非公開希望投稿や掲示板からの管理人宛てメールで職員のせつない声を頂いている中でのこのニュースだけに、使命感のより純粋にして高い海保職員にあっては、今回の政府、とりわけ仙石の責任押し付けの態度には、さすがに義憤も抑えきれなかったのだろうと察する。

前にも「野党は国民の自尊回復のためにも仙石の首を取らねばならない」(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/647.html)と書いたが、改めて、取らねば行動の義も国民の情も浮かばれない、と心得てほしい。

川勝平太、韓国での県産品トップセールスは羽田から

2010-11-09 19:52:00 | ノンジャンル
川勝平太、またも海外へ。
しかも今回は便利になった羽田新ターミナルから金浦空港(仁川よりもソウルに近い空港)へという王道での訪韓だ。
わざわざ静岡空港にこだわる必要はないということを知事自ら実証・実践した形だ。

今月15日から17日までの日程で表向きの名目は県産品のトップセールスだそうだが、中身をみると具体的日程があるのは16日のみで前後の日は空港近くでの前泊と後泊による移動のみ。

県産品フェア開催のロッテデパートの訪問が11時半からだが、むしろ主な目的は円光デジタル大学茶文化経営学科主催のシンャWウム(午後2時半~4時半)で川勝自身が行う「お茶を中心とした静岡の文化・産業の歴史的発展」という講演と見るのが適当だろう。

公私混同というか、最近の川勝を見ると川勝の私物化というか、「ふじのくに教団」教祖川勝平太による静岡県乗っ取りのような様相だ。
話題はふりまくが、結局のところ目立った成果どころかほとんど成果なし。
事業仕分けも国に先んじたまではいいが、今国でも問題になっている「名前を変えて復活」まで先んじて仕分け骨抜きにする始末。
天下り禁止も同様で、国に先んじて「あっせんしない再就職は天下りに含めない」という骨抜き解釈を初披露したのも川勝県政だ。
立ち木無断伐採の際は住民監査請求が出されるや寄付という形での返還を認め請求を無効にするなど新手まであみだした。
国や他県の役人から見たら悪知恵の宝庫のようだ。

その川勝が昨日の定例会見で力説したというのが「初夏から秋にかけて、かりゆしを公用の服装にすれば、沖縄県の方々に共感してもらえる」(毎日新聞)との発言。
県庁職員全員に支給(当然一着というわけにはいくまい)して、いったい幾ら鰍ゥると思っているのだろう。
彼の眼中には沖縄県民はあっても、生活に不安をもっている静岡県民の姿はないようだ。
職員の中国詣でに税金投入をいとわない彼のことだから、次は中国の方々に共感してもらえる人民服を春服にと言い出してもおかしくない。
誰のために権力をふるっているのか。
子どもに実弾入りの拳銃を与えたに等しい。

今月行われた年に1回の知事、静岡、浜松両市長との3者会談の際は「あちこちめぐって富士山を見て帰ってもらう。富士山を見ることが人類の幸福につながる機運を盛り上げたい」(産経ニュース)とぶち上げ2人の苦笑を買ったそうだが、富士山を見て人類幸福というのは信仰であって、もはや、教祖川勝による宗教そのものだ。

いまや、県の事業など、静岡県という表記よりも「ふじのくに」ばかりが目立つ。
「ふじのくに教団」恐るべしだ。

不正経理、県の調査以外にも

2010-11-08 21:02:00 | ノンジャンル
会計検査院が5日提出した決算検査報告で、静岡県が先月発表した不正経理以外にも不正な会計処理があったことが判明し、この分は国庫に返却することとなった。
不正の理由は主に補助金の目的外での流用にあったとのことだが、静岡県では不正との認識はなかったようだ。
それもそのはず、3776友好訪中旅費の予算名(費目)(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/673.html)をみれば、予算目的なんか関係なし、配分してもらった金は自由自在と思っているようで、いかにいい加減かがわかろうというものだ。

さて、県が公開せずにいた先月の不正経理に関する報告書が県のホームページに掲載されたとの情報があった。(http://navy.ap.teacup.com/applet/hikaritoyami/677/trackback
すでにこの件では公文書開示請求中であり、証拠となる書類も精査する予定だ。
県は国には税金を使って返納するが、県には不正経理に係る経費について1円も返していない。
私的使用がないとのことだが、ここについては特に精査した上で適切に対応することとしたい。

最後に川勝の弁だが「信頼を損ねる結果となり、おわびしたい。早急に再発防止策をまとめ適切に対応する」(朝日新聞)とのこと。まるで繰り返される呪文のようだ。