「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

鳩山民主政権期待度急上昇、一方同じ民主でも川勝県政期待は急下降

2009-09-17 22:48:00 | 日記
鳩山内閣支持率が高い。歴代2位だとか。
期待は日増しに高くなっている。
というのも、ここで改革しなければ後がないと覚悟し、出だし(スタート)のメッセージの重要性をよく知っているからだ。
慣例化した仕組みを変えるという、目に見える変化の強調と、早く的確なタイミングでの行動がよい。今日も天下り禁止を官僚に厳命するなど有言実行というだけでなくその迅速さも見せつけた。
こうした緊張感が伝わってくる行動力が、政権の側にも国民の側にもよい変化を相乗的にもたらすことは間違いない。

一方の川勝県政はどうだったか。
まさにこれとは正反対だった。
マニュフェストで天下り禁止をいいながら、就任直後の職員訓示では公募形式で今までどおり天下れることを丁寧にもご指南(これで完全にダメだと確信した。)。
県議会の初答弁では役人の原稿を棒読み。役人との二人三脚が筋とまで発言。知事に質問しているのに役人に答弁させていることについても伝統だからと、保守というより守旧的態度を表明。
JAL搭乗率保証見直しでは、言葉は威勢はいいが、結局、継続に持ち込まれ保証額は膨れ上がる一方。その上、契約期間満了の年度末まではないだろうが、平成11年までにJAL撤退の方針を突きつけられる始末。
無駄事業の見直しという目玉ともいうべき公約でさえ、役人とコンサルに丸投げだ。

一事が万事というが、スタートで姿勢が決まる。
一歩譲歩すれば万歩の譲歩が見通せる。
自らに厳しい選択をする者は、それなりの信念と覚悟が見えるが、和をもってなどといいながらぬるま湯に浸かろうとする者は場当たり的で覚悟が感じられない。
緊張感のある顔とにたり顔、顔つきの違いにも表れていた。
結局こうなることは、必然だったのだ。

石川県政が無様な終焉を迎えたように、川勝県政も同じ道をたどるだろう。
そのときにまだ県という仕組みがあるかどうかは分からないが、続くとすれば真のチェンジは次の知事によって行われる。現状、これもまた、必然だ。

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