「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

(無題)

2007-05-17 23:18:43 | 日記
その人間の弱さなのか、手本となる知事の教育の賜物か。
某総務課職員、自身が最も責任のあることを棚に上げ主要事実を隠し他人・他課にミスの責任を擦り付けるかの所業。
私が見過ごすわけがないのに。
きっちり公文書として顛末を記し報告書を決裁に付した。異議や付加する事項があれば公文書の変更の決まりごとに従って修正の経過が記録されるだけのこと。必要があれば私が開示請求し公開するまで。すべては明日の総務課長の対応次第。

さて、職員の手本である知事殿、今週の定例会見で見事な答弁。
少々長文の引用となるが、あまり断片のみの引用では誤解が生じるので我慢してもらいたい。

「JR東海が、リニア新幹線を実験線ベースでは、単独ででも延伸するというニュースがありました。これはJR東海が全線を単独で自己のリスクで行うのであれば、民営化された鉄道交通会社ですから、その大きな志にエールを送りたいと思います。しかし、全線開通へ向けて、JR東海が全部自分のリスクで行うことを考えているかは判然としません。そこで、全線行うときに、社会資本として何らかの公的な資金の投入を期待しているのであれば、今回の実験線の延伸の話は、先に既成事実を作り、全体を巻き込んでしまう戦略とも受け止められるので、その辺りの真意を知りたいと思います。」
「JR東海もJR東日本も民営会社ですから、旧国鉄時代のように採算を度外視して要求するのはいき過ぎだと思いますが、もしも全体的に収益が上がっているのであれば、何かしかの地域への還元も考えてもよいのではないかと思います。」
「リニア新幹線の技術は確かに素晴らしい技術だと思いますが、果たして8兆円から10兆円の投資をして、本当に回収できるようなわが国の動向が大丈夫かという感じもします。」
「大前研一さんが、JR東海はJALに出資して連携し、空と高速鉄道を結びつけた総合的な交通事業を考えるべきだということを提唱されています。面白い提案だと思います。それが実現すれば、当然、富士山静岡空港新駅も一も二もなく、直ぐ行わなければいけないプロジェクトとして、2025年以降に手がけるなんてことではなくなると期待しています」

要するに、JR単独でやるならいいが国に頼るなよということが一つ。投資を回収できないような事業はだめよということが一つ。
そっくりそのまま静岡空港について帰してあげたい。まさに見事な手本ぶりだ。
加えて、JR東海がJALに出資して空港新駅実現を期待?会見で聞いていた記者はどう思ったのかねえ・・・


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