川勝時代、浜松市総合水泳場のある篠原地区の新整備全て県負担を求めてきた鈴木康友浜松市長。
これに対して、県民負担を懸念する川勝は、球場は県が浜松市を支援する形で作るが、土地取得やそれ以外の周辺施設整備は浜松市が計画し行うべきと考えていたことは先日
及び
で紹介したとおりであるが、ついに鈴木康友が「オール浜松」であることが露呈した。
昨日、マスコミの取材に鈴木康友は「ドームを中心としたボールパークを県、浜松市、民間が一緒に整備する」と述べたのである。
川勝が想定していた以上の過大な負担を県(県民)に求め浜松市(市民)の負担を減らすという元浜松市長らしい主張であるが、今回は県知事を選ぶ選挙である。
このようなあからさまな浜松市贔屓はいかがなものか。
「やります」が公約とばかり、政財界に配慮しオール静岡だからと東部や中部にも同規模で税金投入で箱物整備となれば県民負担はさらに大きくなる。
これもやはり問題だ。
全く何を考えて「やります」なのか、不安でしかない。
誰のために知事になりたいのか。浜松政財界のためならはっきりそう言えばいい。
そうでなければ考えを改めてもらいたい。