ええと、大きな声ではいえませんが、私はREBECCAのファンでして。
大きな声でいえない理由は、知識やライブの経験が乏しく、真のファンに怒られそうだからです。
「お前ごときが、REBECCAファンを名乗るんじゃねえ!」とね。
ビビッているのか、普段とは違い、語り口調も「ですます調」になってますしね。
ただ、真のファンがご立腹するその気持ち、私もよくわかるんです。
私自身も、昔のプロレス、昔のプロ野球、日大三高野球部、競輪、ウルトラ怪獣などの興味を持っているジャンルについて、
事実と異なる情報や、知ったかぶりの意見を耳にしたら、相手が誰であろうと訂正せずにはいられません。
過去には、飲み屋で隣り合った客との会話から、怒鳴り合いにまで発展したこともあります。お店の雰囲気ぶち壊しですね。
私がREBECCAファンなのは間違いないのですが、さっき書いたように、ライブに行ったのは1度だけ。
しかもそれが、ちょうど5年前の今頃に開催された、「REBECCA LIVE TOUR 2017 at日本武道館」だったりします。
メジャーデビューが1984年。初ライブが33年後とは、ファンとして遅くないでしょうか。
また、私自身はREBECCAどころか、そもそも音楽についての知識がないんです。
「バンドブーム」に乗れず、ギターもベースもドラムもキーボードもパーカッションもやったことはなく、
楽器は、幼稚園と小学校の「音楽の時間」でやらされた、ハーモニカ、縦笛、木琴、
あとはトライアングルくらいしか経験がないですし、恥ずかしながら、楽譜も読めません。
もちろん、洋楽の知識も皆無なので、「NOKKOはマドンナやシンディ・ローパーの影響を受けた」とか、
「初期REBECCAは、ブリティッシュ・ロックを意識」なんて寸評を見たことがありますが、
私自身は「マドンナやシンディ・ローパー」なんて、名前しか知りませんし、
「ブリティッシュ~」と聞いて思い出すのは、ダイナマイト・キッドとデイビーボーイ・スミスです。
そんな私でも、REBECCAというバンド名は、小説「黒い瞳のレベッカ」が由来、というのは知っています。
つい最近、当該小説を読んでみようと、地元の図書館で予約してみたところ、受け取り場所は普段とは別のエリア、
児童図書コーナーみたいな場所へ行くよう指示され、下記画像の図書を渡されました。
まさかこのトシで、ひらがなが主体の児童用書籍を読むことになるとは思いませんでしたね(笑)。
小説「黒い瞳のレベッカ」について、とあるサイトでは「世界的ベストセラー」と評したのち、
「わが国でもレベッカの名は、中学生、高校生のあいだで話題の中心になっています。」と解説していますが、
日本の中高生が話題にしているのは、小説ではなくバンドの方だと思うのですが。
少なくとも、私自身の青春時代(笑)は、バンドREBECCAの方が、圧倒的知名度があったのは事実です。
溜まり場となっていた友人宅で、麻雀やTVゲームなどをやりながら、ダラダラと過ごしていた当時、
部屋内ではBGMとして、当時のヒット曲を集めた、友人が編集したカセットテープが流れており、
その中で、THE ALFEEやTOM★CATとともに、よく耳にしたのが、REBECCAの楽曲でした。
今思い出すと、収録曲はアルバム『EARLY REBECCA』と『WILD & HONEY』からダビングしたものだけで、
未収録の「百萬弗コネクション」は、当時知りませんでした。あと、この曲が「ひゃくまんどる・コネクション」ではなく、
「ミリオンダラー・コネクション」と読むのも、21世紀になってから知りました。
ミリオンダラーといえば、テッド・デビアス…というプロレスボケは、うっとうしいでしょうが、
当時の私の二大好物が「REBECCA」と「プロレス」だったので、ご勘弁を。
その後、「RASPBERRY DREAM」を聴いて衝撃を受け、REBECCAの楽曲を集めようと決意。
ただし、向かったのはレコード屋(って今は言わないの?)ではなく、レンタルショップ。今も昔も金欠なのは変わりません。
アルバムだけでなくシングル曲も借りて、カセットテープにせっせとダビングし、
自宅だけでなく通学中にも、文字どおりテープが擦り切れるほど、繰り返し繰り返し聴いたものです。
数年後、少しお金に余裕ができてからは、すべてのアルバムCDを改めて購入し、20年以上たった今でも、時折楽しんでます。
なのでREBECCAの楽曲は、最新曲「恋に堕ちたら」まで、リミックスを除く全70曲(←数えたら70だった)のうち、
歌詞のないインストゥルメンタルと、苦手な英語歌詞(笑)の作品を除けば、全曲歌えるはずです。※ただし、歌唱力はナシ
REBECCA限定のイントロクイズなら、ほとんどの人に勝つ自信がありますよ。
イントロクイズではないですが、街中や飲食店などの有線を流している場所で、REBECCAの曲が流れてくると、
「おっ、MONOTONE BOYか。懐かしいな」などと即反応し、なんだか嬉しい気持ちになったりしますね。
私にとってREBECCAはもはや、好き嫌いを超越した特別な存在です。
気付いたらファンになっていたので、「REBECCAのどこが好き?」と聞かれても、明確な回答が出せません。
あえて挙げるとすれば、NOKKOさんが歌い上げる曲中の主人公に、共感するものがあったのかもしれません。
歌詞に出てくる女性=「あたし」は、長すぎる夢を見ながら相変わらず地下鉄で通っていたり、
TVも冷蔵庫もない部屋で女友だちと同棲を始めたり、工場が黒い煙を吐き出す街に住んでいたりします。
他にも、ひとりで踊っている強がりなヒロイン、夢見る野良猫、迷っている自由なちょうちょと、
REBECCAの曲には、現状は満たされていない、むしろ幸薄そうな印象の主人公がたびたび登場します。
ただし、彼女たちは本当の不良少女や、罪を犯すような悪人ではなく、立場や環境に恵まれていないだけで、
そんな現状から抜け出し、上り詰めようと懸命に足掻いている、たくましいキャラにも感じられるのです。
これらのキャラや歌詞が、男女の性こそ違えど同じく日常は満たされておらず、だけどどうしていいかわからない、
当時の私の心に染み入ったのだと思われますし、多くのティーンエージャーたちの心情と合致したのではないでしょうか。
さっきも書いたように、私は「知ったかぶり」は嫌いですが、「約束を破られること」も極端に怒りを覚えます。
無論、私自身は知ったかぶりはしませんし、日本国との約束(=労働、納税など)はともかく(苦笑)、
待ち合わせ時間や原稿の締め切りなど、他人との約束は、ここ数年厳守しているはずです。
そして、5年前のライブに行く前に立ち寄った、新宿三丁目の食堂兼居酒屋『ねこ膳』を紹介した際、
※コロッケ、マカロニ、カレー、玉ねぎ・パプリカ、チーズの順に重ねて焼く、お店名物の「ねこ膳グラタン」
最後の行で「この夜のライブについては、また改めて書くことにする」と記していました。
一応、約束してしまったので、次回は、5年前のREBECCA日本武道館ライブについて、綴らせていただきます。
ファンとして未熟なのは重々承知ですが、今回こうして、慣れない敬体(ですます調)を駆使し、
REBECCA愛を語ったことに免じて、どうかお許しを。
下記画像はライブ終了後、同行した友人に撮ってもらった記念写真。
ブログ掲載にあたり、顔だけでなくお腹も見苦しいので、カットしました。
最後に、REBECCA&プロレスファンならではのオマケ画像を紹介。
1985年6月21日、やはり日本武道館で、全日本プロレスの興行がありまして。
メインはジャイアント馬場vsラッシャー木村のPWFヘビー級選手権試合。
このとき、入場する馬場に駆け寄り、ひとりの女性が花束を渡し、さらにジャンプしてキス。
タイトルマッチ前とは思えぬ、馬場の嬉しそうな顔に注目。猪木が見たら激怒するでしょうね。
実況の倉持隆夫アナウンサーは、「おお、かわいらしいギャルから花束とキスの洗礼!」のようなことを言い放ちました。
「かわいらしいギャル」という表現がいかにも昭和ですが(笑)、この女性の正体は、当時21歳のNOKKOさん。
ネットの映像を撮影したため、画質が悪いですね。この動画は削除されたようで、現在は視聴不可です。
NOKKOさん曰く「うちのおとうさんが一番喜んだ!」とのことですが、 ※情報元:「here's REBECCA」
この直後、REBECCAの人気が爆発し、お父さんをさらに喜ばせることになるのは周知のとおりです。
大きな声でいえない理由は、知識やライブの経験が乏しく、真のファンに怒られそうだからです。
「お前ごときが、REBECCAファンを名乗るんじゃねえ!」とね。
ビビッているのか、普段とは違い、語り口調も「ですます調」になってますしね。
ただ、真のファンがご立腹するその気持ち、私もよくわかるんです。
私自身も、昔のプロレス、昔のプロ野球、日大三高野球部、競輪、ウルトラ怪獣などの興味を持っているジャンルについて、
事実と異なる情報や、知ったかぶりの意見を耳にしたら、相手が誰であろうと訂正せずにはいられません。
過去には、飲み屋で隣り合った客との会話から、怒鳴り合いにまで発展したこともあります。お店の雰囲気ぶち壊しですね。
私がREBECCAファンなのは間違いないのですが、さっき書いたように、ライブに行ったのは1度だけ。
しかもそれが、ちょうど5年前の今頃に開催された、「REBECCA LIVE TOUR 2017 at日本武道館」だったりします。
メジャーデビューが1984年。初ライブが33年後とは、ファンとして遅くないでしょうか。
また、私自身はREBECCAどころか、そもそも音楽についての知識がないんです。
「バンドブーム」に乗れず、ギターもベースもドラムもキーボードもパーカッションもやったことはなく、
楽器は、幼稚園と小学校の「音楽の時間」でやらされた、ハーモニカ、縦笛、木琴、
あとはトライアングルくらいしか経験がないですし、恥ずかしながら、楽譜も読めません。
もちろん、洋楽の知識も皆無なので、「NOKKOはマドンナやシンディ・ローパーの影響を受けた」とか、
「初期REBECCAは、ブリティッシュ・ロックを意識」なんて寸評を見たことがありますが、
私自身は「マドンナやシンディ・ローパー」なんて、名前しか知りませんし、
「ブリティッシュ~」と聞いて思い出すのは、ダイナマイト・キッドとデイビーボーイ・スミスです。
そんな私でも、REBECCAというバンド名は、小説「黒い瞳のレベッカ」が由来、というのは知っています。
つい最近、当該小説を読んでみようと、地元の図書館で予約してみたところ、受け取り場所は普段とは別のエリア、
児童図書コーナーみたいな場所へ行くよう指示され、下記画像の図書を渡されました。
まさかこのトシで、ひらがなが主体の児童用書籍を読むことになるとは思いませんでしたね(笑)。
小説「黒い瞳のレベッカ」について、とあるサイトでは「世界的ベストセラー」と評したのち、
「わが国でもレベッカの名は、中学生、高校生のあいだで話題の中心になっています。」と解説していますが、
日本の中高生が話題にしているのは、小説ではなくバンドの方だと思うのですが。
少なくとも、私自身の青春時代(笑)は、バンドREBECCAの方が、圧倒的知名度があったのは事実です。
溜まり場となっていた友人宅で、麻雀やTVゲームなどをやりながら、ダラダラと過ごしていた当時、
部屋内ではBGMとして、当時のヒット曲を集めた、友人が編集したカセットテープが流れており、
その中で、THE ALFEEやTOM★CATとともに、よく耳にしたのが、REBECCAの楽曲でした。
今思い出すと、収録曲はアルバム『EARLY REBECCA』と『WILD & HONEY』からダビングしたものだけで、
未収録の「百萬弗コネクション」は、当時知りませんでした。あと、この曲が「ひゃくまんどる・コネクション」ではなく、
「ミリオンダラー・コネクション」と読むのも、21世紀になってから知りました。
ミリオンダラーといえば、テッド・デビアス…というプロレスボケは、うっとうしいでしょうが、
当時の私の二大好物が「REBECCA」と「プロレス」だったので、ご勘弁を。
その後、「RASPBERRY DREAM」を聴いて衝撃を受け、REBECCAの楽曲を集めようと決意。
ただし、向かったのはレコード屋(って今は言わないの?)ではなく、レンタルショップ。今も昔も金欠なのは変わりません。
アルバムだけでなくシングル曲も借りて、カセットテープにせっせとダビングし、
自宅だけでなく通学中にも、文字どおりテープが擦り切れるほど、繰り返し繰り返し聴いたものです。
数年後、少しお金に余裕ができてからは、すべてのアルバムCDを改めて購入し、20年以上たった今でも、時折楽しんでます。
なのでREBECCAの楽曲は、最新曲「恋に堕ちたら」まで、リミックスを除く全70曲(←数えたら70だった)のうち、
歌詞のないインストゥルメンタルと、苦手な英語歌詞(笑)の作品を除けば、全曲歌えるはずです。※ただし、歌唱力はナシ
REBECCA限定のイントロクイズなら、ほとんどの人に勝つ自信がありますよ。
イントロクイズではないですが、街中や飲食店などの有線を流している場所で、REBECCAの曲が流れてくると、
「おっ、MONOTONE BOYか。懐かしいな」などと即反応し、なんだか嬉しい気持ちになったりしますね。
私にとってREBECCAはもはや、好き嫌いを超越した特別な存在です。
気付いたらファンになっていたので、「REBECCAのどこが好き?」と聞かれても、明確な回答が出せません。
あえて挙げるとすれば、NOKKOさんが歌い上げる曲中の主人公に、共感するものがあったのかもしれません。
歌詞に出てくる女性=「あたし」は、長すぎる夢を見ながら相変わらず地下鉄で通っていたり、
TVも冷蔵庫もない部屋で女友だちと同棲を始めたり、工場が黒い煙を吐き出す街に住んでいたりします。
他にも、ひとりで踊っている強がりなヒロイン、夢見る野良猫、迷っている自由なちょうちょと、
REBECCAの曲には、現状は満たされていない、むしろ幸薄そうな印象の主人公がたびたび登場します。
ただし、彼女たちは本当の不良少女や、罪を犯すような悪人ではなく、立場や環境に恵まれていないだけで、
そんな現状から抜け出し、上り詰めようと懸命に足掻いている、たくましいキャラにも感じられるのです。
これらのキャラや歌詞が、男女の性こそ違えど同じく日常は満たされておらず、だけどどうしていいかわからない、
当時の私の心に染み入ったのだと思われますし、多くのティーンエージャーたちの心情と合致したのではないでしょうか。
さっきも書いたように、私は「知ったかぶり」は嫌いですが、「約束を破られること」も極端に怒りを覚えます。
無論、私自身は知ったかぶりはしませんし、日本国との約束(=労働、納税など)はともかく(苦笑)、
待ち合わせ時間や原稿の締め切りなど、他人との約束は、ここ数年厳守しているはずです。
そして、5年前のライブに行く前に立ち寄った、新宿三丁目の食堂兼居酒屋『ねこ膳』を紹介した際、
※コロッケ、マカロニ、カレー、玉ねぎ・パプリカ、チーズの順に重ねて焼く、お店名物の「ねこ膳グラタン」
最後の行で「この夜のライブについては、また改めて書くことにする」と記していました。
一応、約束してしまったので、次回は、5年前のREBECCA日本武道館ライブについて、綴らせていただきます。
ファンとして未熟なのは重々承知ですが、今回こうして、慣れない敬体(ですます調)を駆使し、
REBECCA愛を語ったことに免じて、どうかお許しを。
下記画像はライブ終了後、同行した友人に撮ってもらった記念写真。
ブログ掲載にあたり、顔だけでなくお腹も見苦しいので、カットしました。
最後に、REBECCA&プロレスファンならではのオマケ画像を紹介。
1985年6月21日、やはり日本武道館で、全日本プロレスの興行がありまして。
メインはジャイアント馬場vsラッシャー木村のPWFヘビー級選手権試合。
このとき、入場する馬場に駆け寄り、ひとりの女性が花束を渡し、さらにジャンプしてキス。
タイトルマッチ前とは思えぬ、馬場の嬉しそうな顔に注目。猪木が見たら激怒するでしょうね。
実況の倉持隆夫アナウンサーは、「おお、かわいらしいギャルから花束とキスの洗礼!」のようなことを言い放ちました。
「かわいらしいギャル」という表現がいかにも昭和ですが(笑)、この女性の正体は、当時21歳のNOKKOさん。
ネットの映像を撮影したため、画質が悪いですね。この動画は削除されたようで、現在は視聴不可です。
NOKKOさん曰く「うちのおとうさんが一番喜んだ!」とのことですが、 ※情報元:「here's REBECCA」
この直後、REBECCAの人気が爆発し、お父さんをさらに喜ばせることになるのは周知のとおりです。
ブリティッシュ・ブルドッグスも、
ミリオンダラー・マンも、
REBECCAも馴染み深い僕としては、
コメントせずにはいられませんでした。
REBECCA作品の主人公たちについての評論、
激しく頷いてております。
そして、NOKKOさんが、
御大G馬場さんにキス&ハグ!
初めて知りました。
武道館ライブの投稿、楽しみにしています。
では、また。
コメントありがとうございます。
5年前のREBECCA武道館ライブ、
一気に書き終え、さきほどアップしました。
一部、記憶があいまいになっているのが不安です。
そのうち、全日本プロレス武道館ライブ(?)についても、
書かせてもらおうと思っております。