わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

クリーブランド美術館

2017-09-02 | Museumsとイベント
 アメリカの夏の終わりを告げるLabor Day(労働者の日)で、月曜日が祭日なので、LAから若息子が遊びに来ました。2人で、3日間、大いに遊んだ。まずは土曜日、雨が降ったり止んだりのぐずついたお天気なので、インドアを攻めるべく美術館へ。


コロンバスから車で二時間ほどのクリーブランドの美術館は、Wiki先生曰く全米有数の規模の総合美術館で、特にヨーロッパ中世の甲冑コレクションが有名だとか。

 お目当ての甲冑コレクションは、想像していたより小規模でしたが充実し、説明も詳しくて見応えがありました。展示レイアウトが、数年前にLA群立美術館で見た、日本の鎧兜の展示と似てました。ガラス張りのケースなので、あまり見る機会のない後姿も見られるのが興味深い。日本の鎧は背後も、馬手の草摺で覆われてるけど、西洋のは、お尻はスカート(?)だけとか。

 日本美術を含めた東洋武術も、全米でも有数のコレクションだそう。私的には仏像コレクションが見て楽しかった。日本、中国、インド…と、部屋ごとに、お国の特徴のある変わる仏様のお顔や衣装が面白い。日本のコレクションでは、小さな絵なのに、遊女、地獄大夫の姿絵に魅かれました。小さいのに凄い存在感!そして、虎家族の屏風絵も、虎達の迫力と風格がある姿に、どこかユーモアが感じられて好き(翌日には、迫力ゼロのお腹出して寝てる虎4兄弟見ることになるんだけどw

 入場料は無料ですが、駐車場に最初の2時間10ドル、その後一時間ごとに1ドルがかかります。近くにあるので、路駐場所を見つけられればラッキーかも。館内には、カフェテリアとレストランがあります。カフェテリアと言っても、出来合いを選ぶのではなく、その場で調理してくれます。注文取ってから作ってくれるので、カフェテリアなのに、結構待たされましたが。

 この頃はカフェだからお手軽、というのではなく、カフェでも高品質なお食事を、ってコンセプトのお店が増えてきたけど、クオリティー・フードか、ちゃちゃっと食事を済ませるか、の選択が難しいような気がする。ちなみに、私はタンドーリ・ラムを、息子はバーガーを注文しましたが、結構、時間がかかったよ~ でも、ふわふわのピタにのったスパイスたっぷりの焼き立てラムと、ひよこ豆のカレーは美味しかった!息子曰く、バーガーは「普通」だったそうです。


 閉館ギリギリまでいたのですが、閉館後に結婚式の披露宴があるそうで、その準備をしていました。とっても素敵~!お金かかってそう~w