わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

土手医者、スズメ医者

2017-01-09 | 紫斑病
 土・日、ずーっとベッドでゴロゴロしてたら、足の腫れが引きましたが、寝すぎて腰が痛い。もー、どーにもなんないわ!紫斑病、だいたい3週間もすれば自然治癒することが多いとのことなので、3週間目を迎えて期待が高まるわたくしにございます。痣はだいぶ薄くなってるし、腫れも引いてるし、いい感じなんだけど、昨日は、胃痛に悩まされました。

 実は先々週も胃痛で、応急診療所(Urgent Care Center)に駆け込んだのですが、緊急治療室(ER: Emergency Room)に行って、腹部のCATスキャンしてもらえとか言われちゃって、ダメダメだったのです。これで、しっかり診療費50ドル徴収されるんだから堪らん。

 紫斑病に関連するのかどうかは分からないけど、ERなんて行くだけで200ドル、CTスキャンなんて千ドルを下らない。冗談じゃないですよ!日本だったら、太田胃散なっと飲んどきゃ治りそうなのに…と、思いついて、同じ成分の市販薬を調べてみました。空腹時の胃痛、キリキリタイプの痛みは胃酸過多、胃酸の出過ぎをコントロールし、胃粘膜の修復を早める胃腸薬、H2ブロッカーが良いらしい。市販薬では、Zantac、Pepcid、Tagametってのがそうだって。

 早速、1ドルストア行って、右画像と同じ強力ザンタック買ってきて飲んだら、小一時間後には胃痛が収まりました。ERとか行かなくてよかった。今度、LA行ったら、ガスター10と太田胃散とキャベジンを買い込んできてやる。

 結局、地元の医者は、その後、何の音沙汰もなく、血液検査の結果を請求したら、何ら異常なしでした。つまり、当たりをつけた原因は全てハズレだったという事ですね。だいたい、初診から一週間後に、フォローアップに来いとうるさいから、足痛いのに無理して行っても、何の診断もなく、血糖値が上がってますんで気を付けてと言われただけ。全く関係ないやん。そして、これまたネット情報ですが、血糖値の上昇も紫斑病の特長らしい。一週間で体重が10ポンド減ってるのに、こっちから言うまで気が付かないし。しっかり食べてね、と、言われた。だーかーら、胃痛で食欲ないっつてんだろ!この段階で、胃薬を勧めてほしかったよ。

 実際に面と向かったお医者より、ネット情報のほうが頼れるって、どうよ?!?と、ぼやく私に、お友達曰く、超有能な医者が、密かに人口の少ない田舎町で腕を振るうのはドラマの中だけじゃ、と。ごもっともですm(__)m

 ちなみに標題の土手医者とは、ヤブにもなれない医者、スズメ医者は少なくともヤブに近づくことの出来る医者という落語のネタ。せめてスズメ・レベル希望…だけど、自信ないぞ。

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