わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

仔猫たちと再会して懸念

2013-10-11 | 犬と猫、たまに人間の息子
 もう二ヶ月近くも前に、近所の野良猫が子猫を連れているのに遭遇しました。その時の記事はここなのですが、その後は母猫を単独で見るだけで、仔猫たちは見かけなかったので、すっかり保護されたものと思っていたのですが、今週にう入ってから、また成長した仔猫たちに会うようになりました。今まで、何処に隠れていたのか?!
  
二ヶ月前の写真と今の写真。随分と焦げた

  
左が多分父親の外クロ。野良ではなく外飼の猫らしい。右は妊娠中のシャムちゃん。かなり面白い顔


 私がシャムちゃんと呼んでいる母猫は、会うたびに話しかけ続けたせいか、この頃はスリスリして撫でさせてくれるようになりました。うちの先住姫様方が許しそうにないので私が保護することは無理でしょうが、保護して避妊手術を受けさせ、できれば過酷な野良猫生活に終止符が打てるよう里親を探したい。うちの姫君No.2、ミケは自分の意思で野良から家猫になった押しかけ女房ならぬ押しかけ猫なので、きっと猫にとっても、家猫暮らしのほうがいいんだろうと思う。ミケさんは、引越し時に車に飛び乗ってきて飼猫の座を獲得し、今も家のドアが大開きしてても、絶対、外に出たがらない。彼女に「お家猫のほうがいいよねぇ?」と訪ねても、勝手に喋ってろみャ、って態度だけど、家猫の暮らしを知ったら、野良なんかやってらんいみゃ、って思ってそうです。

 実は仔猫たちの中に一匹、真っ黒な子が居て、私はその子が特に心配なのです。今月はハローウィーンで、10月中は黒猫のアダプションはしませんという愛護団体や保護施設があるくらい、黒猫はターゲットにされやすい。クロ(←姫というより女王様)を引き取る前に、私がアダプトするなら黒猫にしようと思ったのも、黒猫は遺伝子的に強いのか数が多く、それなのに引取り手もないらしく、ASPCA(米国動物虐待防止協会)の子犬幼稚園に通っていた間、ずっと、飼い主を探す仔猫たちの檻にむやみと黒猫ばかりいたのを見ていたから。その黒猫が、妙に人気が出るのが10月で、その中には少なからず悪い意図の人もいるらしいのです。すばしこくなって、そう簡単には捕まらないと思うけど、チビクロのことが気にかかって仕方のないわにおばさんなのです…