わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

怒…

2013-10-09 | 時の話題
いきなり寒いんですけど!?!

 昨夜、雨が降って、今朝はいきなり激寒でした。思わずこたつを出そうかと思いましたが、天気予報を調べたら、今週末からまた暑くなって、来週半ばには30℃近くになるってあったんで、思いとどまりました。でも、こたつ大好きなので、早く寒くならないかな、って、ちょっと思ったり。寒いの苦手なくせに、こたつのために寒いのが好き、ただし、外に出ないで住むならだけど… って、それじゃあ単なる引きこもりやん?!

 今日は、ちょっと余裕があったので、また図書館行って、週末に楽しもうと思ってDVDと日本語の本を借りてきました。毎月、借りてる雑誌の「旅の手帖」と女優の吉行和子さんのエッセー本を借りてきたのですが…  図書館の本に落書きしちゃダメだよー!!プンプン!しかも、せっかくのユルい感じのなごみエッセーが台無しになるような内容は、筆者が韓国のドラマを録画してみるということに対する批判で。韓国ドラマを観るのは韓国人だけだ、というものでした。装丁は白地にピンクのグラデーションの文字、挿絵は人気ブログの花園こざるさんという可愛い本に、品のいい大人のきれいな女文字で、その文字とは対照的な言葉。こういうことは、わざわざボールペンで書き込まずに、チラシの裏にでも書いておいて欲しかった。それに文芸一族の吉行家で、和子さんのお父さんは明治時代に活躍したダダイスト詩人。在日じゃないよ…

 それにしても、昨今の韓中の日本敵視のエスカレートは一体何なのでしょう?日韓の隣国同士は以前からありましたが、中国が日本を敵視アピールするようになったのは、ここ数年のことではないでしょうか。それまでは、互いに交流も大して無かったせいで、別に喧嘩もしていなかったような。英仏もそうだし、隣国同志が仲悪くなっちゃうのは世界中でも珍しくもないけど、中国の尻馬に乗って(?)お隣が日本憎しの情念をいっそう募らせているのもイヤですね。相手に嫌われたり意地悪されても好意をもつのは難しいもので、日本側も相手を嫌いになるんだけど、今の日本の嫌韓、嫌中環状には、政府への不信感が一端を担っていると思うのです。

 中国、韓国が国を上げて、日本キライ!を率先しているのに対し、日本政府は南京虐殺にしろ慰安婦問題にしろ、真実を解明するという義務を怠り、未だ疑惑の多いこれらかこの出来事を曖昧に済ますことで、世界中に不信感を蔓延させている。補償問題にしろ、1960年代に日本政府は韓国政府に対して当時の国家予算の二倍もの賠償金を支払っているのに、それを押し出さないので、未だに謝罪ガー!賠償ガー!などという大きな声の陰でひっそりしている。完全な外交的失策です。在日外国籍の生活保護受給者に関しても、ネットで激しく追求されてきて、やっと仕方なく手を回してきた感じ。

 アラブ諸国での革命は未だ迷呈してはいますが、ネットと現状を憂う国民の声が実現させたものです。日本でも、違った形での「革命」が起きつつあります。政府がダメなら、ネットを通じた国民の声が良い方向に現状を打破してくれればいいなと思います。こんなに、世界中のコンテンツが行き交う時代だから、嘘の情報もあっという間に世界中に広まっちゃうけど、同時に真実だって、以前より簡単に救命でき、発信できるのだから。日本人女性が韓国ドラマを好きになったり、日本のアニメがお隣でも人気で、韓国発の漫画は日本の漫画と似ていたり、感性的に共鳴できる部分があると思います。だいたい、お互いの足を引っ張り合うのは生産的じゃないし、精神的健康にもよろしくないので、虚しいだけだと思うんだよね…