わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

ウォーキング・デッド 第三シーズンの感想

2013-10-06 | 映画・ドラマ・本
図書館で「The Walking Dead Complete Third Season」を見つけてしまいました。そして、またしても一気見してしまうバカな私達…orz

 ストーリーや内容は、既にネット上で説明されているから、感想だけを書きますと、私的には、シーズン2よりも面白かったけど、本当に、この番組で一番獰猛でキケンなのは主人公の一団だと思うわ。刑務所に隠れていた犯罪者たちより、ずっとタチ悪い。ラストシーズンの一家も、今シーズンのコミュニティーも、このグループさえ関わらなかったら、たとえ虚偽や欺瞞の上に成り立っていようが、あのまま暮らしていけただろうに。「ワールド・ウォーZ」の、一人の命を救えばその分、敵のゾンビが一人減るという哲学は全く通用しない主人公のリック。とにかく、自分たちの仲間以外は見殺しか殺すしかない。こいつが一番の悪人って気がしてなりません。正気でないモーガンに俺たちに加われといった直後に、助けを求めるバックパッカーを無視して、荷物だけは頂くっていうのはドン引き。

 ま、今シーズンでは、ウザいローリが早々に退散、ウザいアンドレアも死んだので、次シーズンからは少しすっきりする?ローリの女王様っぷり、自己中っぷりは「誰かこの女を殴ってやれ」と思ってたし、敏腕弁護士だったというのに頭が空っぽなんかと疑わずにはいられないアホで、押しだけは強いアンドレアが、死ぬ直前だけはいい人になって退場って、正直、鼻白んだ。

 一方、役立たずでウザかったキャロルは、ちゃんと逞しくなって、第二シーズンから参加の姉妹、そしてかっこいいミショーンと、共感できる女性のレギュラーは嬉しいな。そしてダリルは、赤ちゃん抱っこ、通りすがりのメキシカン救出、兄を失って号泣と、ファンサービスな役回りが多くて、きっとファンが多いんだろうな、と。

 生まれたばかりの赤ちゃんが、どう見ても月齢数ヶ月にしか見えない。あの状況で感染も起こさずスクスク育ってます、なんて新生児のくせに強靭すぎるだろ。ってゆーか、先ず最初にあの状況で妊娠するな。ミルクにもこと欠くのに子供だけ産んで勝手に死ぬな。ほんとうに迷惑なオンナだなぁ…等々、文句ばっかり言いながらも見てしまうウォーキング・デッドなのですが、ミショーンというキャラクター登場で、私的には楽しみが増えました。これまでは、つい見ちゃうけど、主要登場人物全員がキライ!って状況でしたから。ミショーン、かっこいい!来シーズンでは、もっと活躍して欲しい。

 ゾンビもの見ると、いつも思っちゃうんだけど、ゾンビが発生した世界で、日本ではどうなってるのかな?って。島国だから、ゾンビ菌(?)のト到着が遅れて対応できるかな?たとえ入ってきても、周りに小島が沢山あるから、島に逃げ込む?ゾンビって泳いだり船漕いだりしないでるよね?でも、船幽霊とタッグを組んできたらイヤだなぁ。あ~う~、ひしゃくよこせ~、って。全てのゾンビが腐って朽ちるまで、島に疎開して、島内で亡くなった方は、ゾンビ化しないように然るべき処置をして埋葬するなり、火葬するなり。たまには間に流れ着いたゾンビ程度なら、直ぐに退治できそうだし… って、真剣に考えてしまう私はもう脳みそが侵されているでしょうか??