思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

茂木外相の韓国非難は、小学生も知る三権分立を踏まえない恥ずかしいレベル。

2021-01-09 | 芸術



茂木外相の韓国非難は、小学生も知る三権分立を踏まえない恥ずかしいレベル。

政府間での合意は、主権者の国民が裁判を起こす権利を奪えないという民主制の初歩的原理さえ弁えない。
従軍慰安婦問題の判決を韓国政府が決められるなら政府独裁国です。頭が悪い。

武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員調査員-日本国憲法の哲学的土台を講義)

追伸
少し詳しく書きます。
民主制をとる国では、政府は、三権(国会の立法権 内閣の行政権 裁判所の司法権)のうち、行政権ですので、政府の意向で主権者が裁判を起こす権利を奪うことはできませんし、また、判決の内容に干渉することもできません。したがって、戦前は日本の植民地であった韓国の人が、その当時の問題について裁判を起こし、裁判所の判決を求めることができます。司法権について政府が干渉すれば独裁国となってしまいます。


 

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