沖縄にいるアメリカ海兵隊は、沖縄にいなくても日本には何ら影響がありません。
アメリカ軍の利便性という都合で居座っているだけのことです。
受け入れを表明しているテニアンでもグアムでもどこへでも移転すればいい、ただそれだけのことです。
フィリピンは、かつて相当に乱暴な言い方で、アメリカ軍に「ノー」を言いましたが、それでアメリカ軍は引き上げました。
主権国家とは、そういうもので、とても強いのです。同盟国であろとも、引き上げてほしいと言えば、アメリカはそうするほかないのです。
日本の安全保障にとり、普天間基地にいるアメリカ軍がひきあげても別段、どうということはありません。
みなが(マスコミを含めて)迷信のような話を信じこんでいるだけですから、正論を貫ける政府関係者がいれば、ただちに解決する事案です。
日本人が、アメリカが「神」だ!(笑)と洗脳されたり、自己暗示にかかっているだけのことです。
中国と仲良くする外交は、戦前思想に囚われないほんとうに民主的な政治家なら、簡単にできることです。
民主党政権誕生時に、小沢一郎さんは多数の国会議員を含む数百名で中国を訪れ、交流をもちましたが、それを続ければいいのです。それだけのことです。
もう少し賢くなりましょうよ。政治家さん官僚さん、マスコミさん、何より国民のみなさん。
武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員調査員)