思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

公共悪の安倍晋三人は残り、人間味豊かな優れた「公共的良識人」は逝く。翁長知事が浄土へと旅立ちました。

2018-08-09 | 社会批評

 そこに住む人ではなく、日本のためでもなく、アメリカ軍の都合にのみ従い、人権も環境も無視し、ただブルドーザーで破壊し、コンクリートで埋め立てて、巨大な軍事施設をつくる。それは平和とは無縁の行為で、戦争へと至る愚かで危険な行為です。

 沖縄に中国が攻めてくる!?という冗談にもならない馬鹿話を流布する自民党員までいるのには、言葉もない。ほんとうに困った病気です。

 いまの官僚政府を支持する国民なら、自業自得で、再び戦前思想による非人間的な国家へ舞い戻るほかありません。もういい加減に愚かな思想と行為はやめにしましょうよ。わが日本人は、ここで目覚めないとおバカ国のままです。戦前の「天皇は神」という国体国家を、「アメリカは神」という国体国家に変えても、幸せは永久にやってきません。生きている一人の男性を神として崇めたり、一つの国家を絶対視して従ったりというのは、精神の酷い病です。

個人の自由と責任ー精神的自立を育てつつ生きないと、人間の生、価値ある人生にはなりません。水の国=日本の新生は、民主的な人間関係と社会をつくる一人ひとりの日々の生き方にこそあるはずです。上位下達と忖度とは無縁の手強い個人が優れた社会をつくるのです。これは原理です。

武田康弘

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