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“しつけ”がしっかり出来ている中小企業に、優良な・・(中小企業の人材育成と活用)

2015-04-13 12:24:54 | 中小企業“人づくり”応援プロジェクト


挨拶もできない、礼儀作法を知らない、言葉遣いもなっていないと嘆く経営者が多くいる。
新卒で入社してくる社員の基本的な知識レベルの低さに、唖然とする経営者も少なくない。

しかし現実を嘆いてみても、現状に唖然としていても、何もはじまらない。

ある中小企業の経営者が話してくれました。

「私のところでは、入社してくると、挨拶、礼儀作法、言葉づかいを徹底して教えています。
その際、“なぜ”それらが大切なのか、必要なのかを、繰り返し教えています。」

「なぜから教えると、応用が利いてきます。
なぜを知ると、細かい点まで行き届き、自分なりの工夫も生まれてきます。」

「おかげて、工場の見学者に対しても現場の作業者はしっかりと挨拶ができています。
地域の皆さまからは、挨拶、礼儀作法、言葉づかいの行き届いた会社と評判です。」

「そのせいどうかは分かりませんか、社員の顔つきも活き活きとしています。
またそれが自信につながっているようで、仕事にも前向きに取り組んでいます。」

「人材育成というと、知識や技能を育てることに関心が向きがちですが、
私のところは、しつけ、礼儀作法、言葉づかいを徹底的に教えています。」

たしかに、企業人・社会人としての“しつけ”がきちんと出来ているところに、
概して優良な中小企業が多いのは、まぎれもない事実だ。

これは昔も今も変わらない。