白井万沙之のビジネス進化塾 確かな未来づくりを応援します!!

人材育成と活用・組織マネジメント・マーケティング・シニア創業起業の教科書!!

部下の成績が今ひとつピリッとしません・・

2013-12-26 07:20:23 | 営業革新・マーケティング&セールス道場

部下の成績が今一つピリッとしません。
部下を見る時、何に注意を払っていったらいいでしょうか。

営業のチームリーダーからの質問です。

最も基本的な事柄を3点あげます。

1点目は成績を上げるために、何をすべきかが分かっているかどうかという点です。

忙しそうに動き回っていますが、
本当に成果に繋がる行動に十分な時間が充てられていますか。

「何を」「どこで」「どれだけ」やるかが明確になっていますか。
「やるべきこと」と「やらなくてもいいこと」がハッキリと認識されていますか。

二点目はモチベーションは高いかどうかということです。

モチベーションは大きな声で元気に動き回っていることではありません。
モチベーションは心の底から湧いてくる行動のためのエネルギーです。

部下一人ひとりに目標達成の意味や方法、理由をキチットと納得させていますか。
つべこべ言わずに、云われたと通りにやれ!なんてことはないですよね。

部下の日常行動に関心を持って視てますか、フードバックを与えていますか。
単に結果数値だけで部下を判断していませんか。

3点目は必要な能力が足りているかということです。
モチベーションが高くても、能力が不足していれば、行動は空回りとなります。

部下の能力は知識と対人関係スキル、営業活動スキルで捉えるといいですね。

これらは基本的な能力ですから、どれも一定レベルに達していないといけません。
それも社内レベルではなく、顧客や市場が判定するレベルで。

以上3点をあげました。
勿論これ以外の要素もありますが、それらを捉えようとしても容易ではありません。

まずはこの3点から部下の現状を確認してみてください。
きっと、解決への糸口が見つかります。

営業マネジャーに話しました。






私の人脈地図!創業起業セミナー(シニア創業塾)

2013-12-24 10:52:34 | 起業・創業(シニア創業塾・ワークライフ)

あなたが今“知っている”人を、
次の要素で分けて、思いつくままで結構ですのでどんどん書いてみてください。

仕事関係(会社or退職前の仲間や上司、先輩や後輩、取引先企業の関係者など)
金融関係(金融資産、財産形成、投資・蓄財など)
啓発関係(自己研鑽・自己啓発仲間や相互啓発できる友人など)
学校関係(学校での友人、先輩・後輩、恩師、部活活動仲間など)
地域関係(地元や隣近所、地域の活動仲間など)
家族関係(配偶者や親類縁者・親兄弟など)
趣味関係(趣味や遊びの仲間など)

さて、何人ほど書けましたでしょうか。
意外と多いなと感じた方、反対に少なさに愕然とした方もいらっしゃると思います。

さて次に、いま書いていただいた人のなかで、
“いざというとき”あなたを“応援してくれる”人はどの位いらっしゃいますか。

ここでいう「いざというとき」とは、
例えば事業が立ち行かなくなったとき、経済的に難しくなった時などを云いますし、

「応援してくれる」と云うのは、
本気で支援や援助、苦言や提言をしてくれ、有利な情報を流してくれるという意味です。

云わば私たちが、創業起業をうまく運ぶため、成功するための“人脈”という意味です。

これらの方々は、単に“知っている”程度だけでは難しいですね。

いかがでしょうか。何人位いらっしゃいますか。
その広がりと深さはいかがでしょうか。

ほとんどゼロ!という方、あまりガッカリしなくても大丈夫です。
これから人脈づくりを意識して行動することが肝心です。

結構多いな!という方、ここで安心してしまってはいけません。
人脈は日常的にメンテナンスしないと、あっという間に錆びてしまいます。

日常的な情報交換は大丈夫ですか。
定期的な報告・連絡・相談を行っていますか。

役立つ有益な情報提供を続けていますか。
相手の知人や家族、配偶者などへの気配りを行っていますか。

親しき中にも礼儀あり、誠意を持ってお付き合いつしてますか
そして、あなた自身の自己研鑽を怠っていませんか。

参考までに私の人脈地図を挙げておきます。
創業起業にあたって、あなたの応援団を組織化しましょう。

創業起業セミナーで話しました。












計算されたリスクを、無謀とは・・

2013-12-21 16:50:48 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”

計算されたリスクを冒せ。
それは無謀ではない。

ジョージ・パットン(アメリカ・陸軍軍人)の教えです。

始める前にあれこれ理屈をつけて、リスクばかりを強調する者がいます。

しかし新しいことを行う場合、
実行してみないと予測できないことは、たくさんあるものです。

だからこそ、事前に計画を作成し、
実際に行動しながら、検証し、それに対応していくのです。

これを無謀とは云わない。

新しいことだからこそリスクがあるのです。

そのリスクを冒した者だけが、
先行者としての利益を手に入れることができるのです・・と教えてくれます。

チャンスを活かすためには、
あえてリスクを冒すことも考慮する・・ということでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・

ジョージ・パットン 名言:

「80%の可能性があれば、力づくでも実行しろ」

「どうすべきかを云うな。何をすべきかを云え」

「部下にどうやるかを教えるな。
そうすれば、思いがけない工夫をしてくれるものだ」










シニア創業起業 “うまくいかない人の特徴をあげてみたら・・”

2013-12-19 11:49:44 | 起業・創業(シニア創業塾・ワークライフ)

当ブログ(13.12.16)で創業起業の向き不向きについて考え、
事を上手く運ぶための10のチェック項目を挙げました。

今度は別の所でシニア創業起業を考えている仲間と、
事を運ぶにあたって、“うまくいかない人の特徴”を考えてみました。

皆の意見をやはり10のチェック項目にまとめてみました。

 □できないことを考える・・
 □過去の話をいつもする・・

 □事業計画の体裁にこだわる・・
 □目標を持たない・・

 □すぐに諦める・・
 □一日延ばしの傾向がある・・

 □不得意分野の克服にこだわる・・ 
 □快適ソーンに留まっている・・

 □健康に自信が持てない・・
 □学ばない・メンターがいない・・

もちろんこれらを全てクリアーしている人は少ないですよね。

やはり創業起業、事を上手く運ぶためには、

シニアといえども志を高く持って、
これらを徐々にカバーしていく人が、上手くいく人でしょうか。

シニア創業起業塾でワイガヤで話題としました。








中小企業“人づくり応援”-049- あなたの印象がガラッと変わります!

2013-12-18 09:14:36 | 中小企業“人づくり”応援プロジェクト

お客さまとの面談中の携帯電話・・・

お客さまとの面談中にかかってくる携帯電話、
その取り扱いひとつで、あなたの印象はガラッと変わります。

もちろん出ないで済むものなら、出ないのが一番無難です。

しかしどうしても出なくてならないものなら、
そんな場合、あなたならどうしますか。

「会社から緊急の要件のようです。出てもいいですか」と一言申し出れば、
おそらくお客さまも「どうぞ・・」と気持ちよく応えてくれるはず。

また事前に電話が入って来ることが予想される場合などは、
「電話連絡が後で入ります」と先に断っておくことも大切ですね。

もちろん通話はできるだけ手短に切り上げましょう。

間違っても、“今!チョット、まずいんだよ・・”
これでは逆に、お客さまには事業がつかめず、不安や不信が増してきます。

携帯メールの取り扱いも同様です。

テーブルの下などでコソコソと返信している人がいますが、
これなどはもっての他です。

その様子をお客さまには全てお見通し。
あなたの不誠実さや不熱心さが伝わってしまいます。

ビジネスで携帯電話や電子メールはつきもの。

当たり前だよと思われるかもわかりませんが、
こんなチョットした気配りが、あなたをキラリと輝かせる要因になります。

若手営業パーソンのブラッシュアップ研修で話しました。





創業起業の行動指針・心構え的ですが・・

2013-12-16 08:36:07 | 起業・創業(シニア創業塾・ワークライフ)

創業起業するにあたって、
上手く事を運ぶための行動指針をあげてみましょう。

創業起業家の方々から出てきた意見を、KJ法でまとめました。

・願望だけでは成功しない・・
・付加価値を意識して、行動せよ・・

・自分の強み弱みを自覚して事に当たれ・・
・これでいい!は、これでお終い!・・

・プロはいつでも集中する楽しさを知っている・・
・他責になるな!当事者意識で自責の人に・・

・伸びるときが逆境の時と心得よ・・
・学ぶことは成長することだと考える・・

以上の8つがその内容ですが、

総論として・・

やはり本気になっているか・・
人の3倍努力する気構えはあるか・・でした。

少々心構え的なものになってしまいましたが、当面の行動指針としました。

創業起業研究プロジェクトの一場面でした。












“できるか・できないか” ではなく “やるか・やらないか”・・

2013-12-13 07:13:35 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”

成せば成る、成さねばならぬ成る業を、

成らぬと捨つる人のはかなさ.

風林火山の軍旗を掲げ、
甲斐の虎の異名を取った武田信玄(戦国時代の武将)の教えです。

人間社会において最も大切なことは、
“できるか・できないか”ではなく、“やるか・やらないか”

あれこれ考えて正解が出ないと、
やらないで諦めてしまう“愚かさ”を“はかなさ”と信玄は云う。

“百聞は一見にしかず、百見は一考にしかず、百考は一行にしかず”

これは“行動する”ことが成功に最も近づくという中国の諺。

優秀な人材とは、知識・経験・常識において優れた人という意味ではない。

“やる”と決めて、いま自分が“できること”からやっていく人をいう。
  
“やる”と決め、必死に悩み、
どのような状況におかれてもチャレンジし続けていく人をいう。

変革時には“あきらめない人財”が必要、ということでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

武田信玄 名言:

「自分のしたいことより、嫌なことをせよ。
 この心構えさえあれば、
 道の途中で挫折したり、身を滅ぼしたりするようなことはないはずだ」

「戦いに勝つということは、
五分を上とし、七分を中とし、十分を下とする」

「人は城、人は石垣、人は掘、情けは味方、仇は敵なり」





われわれ創業起業家も五輪商戦に挑んで・・

2013-12-12 08:14:04 | 起業・創業(シニア創業塾・ワークライフ)

2020年7月24日、東京でオリンピックが開幕する。
さかのぼること半世紀前、第一回目の東京オリンピックが開幕された。

当時(1994年)の日本の状況と、
現在(2013年)との比較が日経ビジネスありました。

        【現在】      【1994年】
人口     1億2752万人    9718万人
65歳以上  24%         6%
名目GDP  475.6兆円     29.5兆円
輸出総額   63.7兆円      2.4兆円
平均賃金   358万円       41万円 
訪日外国人  917万人       27万人
完全失業率  4.3%        1.1%
月額消費   31万4229円    4万5511万円
中華ソバ   587円        59円
農業従事者  399万人       1589万人

当時と比べると経済規模は16倍に伸び、世界3位の経済大国に。
一方で高齢化も進み、成熟化し、どことなく閉塞感が漂う。

それでも2020年のオリンピックの経済効果は3兆円ともいわれる。
ただ単なる天からの恵みの雨ではない。

そこには人と社会が動き出す大きな変化が待ち受けている。
すでにその変化に敏感に反応し、企業や個人も走り出している。

まさに創業起業の絶好のチャンスではないか。
われわれ創業起業家も五輪商戦に挑んでみようではないか。

創業起業研究プロジェクトで話題としました。




起業創業に向き、不向きって、あるの???

2013-12-10 12:37:29 | 起業・創業(シニア創業塾・ワークライフ)

そもそも、起業や創業に、向き不向きって、あるんでしょうか?
創業起業セミナーで話題となりました。

集まっているメンバー全員でそのポイントをあげ、
“起業創業前の10のチェックリスト”として、まとめました。

□まずは、起業創業のベースになる「志」を持っていますか。
□起業創業に対する意欲が、最後まで途切れない自信はありますか。

□退路を断ち、その事業に必死に取り組むことが出来ますか。
□起業創業にともなうリスク(金銭・健康・人間関係など)はとれますか。

□事業の遂行過程では、待ちの姿勢でなく、自ら進んで行動できますか。
□人の役に立つこと、相手の役に立つことに喜びを感じますか。

□コミュニケーション能力に自信はありますか。
□金銭感覚に問題はありませんか。

□いざとなったとき、あなたを応援してくれる人はいますか。
□最後に、学ぶこと、学習することが好きですか。

内容は資質的なものが大部分でしたが、
さて、あなたはいくつチェックがつきましたか。

ここに出てきたポイントは、
なにも起業創業に限ったことではありませんね。

事業を行うということは、
起業創業も、事業承継も、継続して事業を展開することも、
本質的なことは変わりないということでしょうか。












シニア創業起業:コストとリスクを最小限に、戦わずして勝つ・・

2013-12-06 03:47:55 | 起業・創業(シニア創業塾・ワークライフ)

起業創業に若手も、女性も、シニアも基本手には同じと考えています。

必要なのは、ターゲットとする事業分野で、
世の中へのお役立ち競争、顧客満足提供競争へ、自ら参戦する覚悟と考えます。

勿論、それぞれの特徴、持ち味を出すことは、とても必要です。

特にシニアで起業創業をお考えの方は、
コストとリスクを最小限にすること、勝てる場所で戦うことが大切と考えます。

例えば、高いリスクを取らない。
利益が出るかどうかわからない場合、ここはいったん逃げることも戦略。

始めらかコストがかかり過ぎる店や事務所は持たない。
それに事業にもよりますが、可能な限り在庫を持たない工夫をする。

そして自分が得意とする領域、
お役立ちのために原則的なことを、きちっとやっていく。

顧客満足提供のために自分がミスをしないようにきちっとやっていれば、
そのうち競争相手がミスをしてくれて、気がつけば自分の方が勝っている場合がある。

反対に勝とうと思って、自分の得意でない方法でやろうとすると、
どうも中途半端で、失敗をするリスクが高くなり、結局負けてしまう。

要は、戦わずして勝つ。
自分の得意領域を徹底強化、徹底的に顧客に届けるねばり強い姿勢が必要と考えます。

もっともこれらは、若手にも、女性にも必要なことかと思いますが、
シニアの方々には特に留意していただきたい点です。

シニアで起業創業を目指している人と話しました。

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