
アンサング・ヒーロー(Unsung hero)という言葉があります。
「記録に残らず,賛美される場をもたない陰の殊勲者」という意味ですが、
簡潔にいえば、「縁の下の力持ち」、裏方として主役を支えている存在でしょうか。
例えば、あのアメリカンフットボール。
クオーターバックスやオフェンスの選手は、ボールを手にして走るからどうしても目立つ。
ところがディフェンスの選手たちは多くの場合、相手選手のタックルに回るわけでそうは目立たない。
しかし、このディフェンスがしっかりしていないと相手にどんどん点をとられて負けてしまう。
だからクオーターバックスもオフェンスもディフェンスも同じように重要なのである。
これらの人たちがそれぞれの役割を担ってこそはじめてチームが成立し、試合が成立する。
アンサング・ヒーローたちが勝利に貢献していることを監督やコーチは十分にわかっている。
企業の中、あるいは職場の中にもこういうメンバーがいて、それでもっている。
マネジャーたる者は、目配り・気配り・心配り・・
こういう人たちにこそ声をかけ、元気づけていくことが必要である。
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