
頼むよ。こんなことも出来ないの? いやになっちゃうよ・・。
ここは学校じゃないんだぜ。
しっかりしてくれよ。俺だって忙しいんだよ。
部下の営業パーソンの現状を嘆くだけなら、誰だってできます。
彼らの成果を向上させるのは、リーダーの役割です。
本当に指導しているのか、自分自身の日常を振り返ってみてください。
リーダーによる営業パーソン育成術と題して講演しました。
その骨子を載せます。
1.“習うより慣れろ”より、まずコーチすることが先決
リーダーの立場に就いた、さあ何をしたらよいか
目標達成活動と育成活動は表裏一体の関係に
2.営業パーソンに何を教えるのか
営業活動は人生道場~楽しくなければ営業ではない~
営業活動の守破離~やるべきことを段階的に教える~
3.リーダーとしての教える姿勢が問われる
優れたリーダーは理由を先に伝える
営業活動に対する情熱・誇り・本気度とロールモデル化
4.営業プロセスマネジメントを教える
願望だけで成功した例はない~願望+期限+行動計画=目標~
決め手は日常の営業活動を通じての育成的な働きかけ
5.営業スキルを向上させるには
人は経験から学ぶ~現場での実体験と経験学習サイクル~
顧客との接触場面を顧客満足創造の場に変える
6.営業能力向上の仕組みと仕掛け
教える内容を知識と行動レベルに分け、時系列に並べてチェクリストを作る
曖昧な言葉を排除する~ピンポイント行動を共通言語化~
7.人はどんなときにやる気になるのか
我を忘れて夢中になって取り組んだ瞬間を仕組みに転化する
一人ひとりを活かせ~自己効力感を持たせる内発的動機づけ~
8.リーダー力を磨くには
優れたリーダーは自分の弱みと強みを知っている
マネジャーとリーダーの違いを理解せよ
難しいことではありません。
目標達成と育成を一体のものとして捉えることが肝心です。