白井万沙之のビジネス進化塾 確かな未来づくりを応援します!!

人材育成と活用・組織マネジメント・マーケティング・シニア創業起業の教科書!!

人は情理で動く・・

2011-02-25 07:31:11 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”
人は論理により説得され、感情と利害により動く・・

カーネル・サンダース(ケンタッキー・フライドチキンの創業者)の教えです。

人は感情的な動物であって、論理や勘定だけでは動かない。

頭ではやむを得ないと思っていても、
感情的に合わない、良心的に合わないという場合がある。

人は “論理+感情” で動く・・と教えてくれます。

論理と感情、これを情理と云う。

情理とは、人情の理のこと。
自らの心が本当に良いと感じるもの、つまりは自らの信ずる所の理と云われています。

論理を重視しながらも、情理の軸足を置く。

人を動かすにはこのバランス間隔が必要と云うことですね。

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カーネル・サンダース 名言

「人生は自分でつくるもの。遅いということはない」
「他の人に一生懸命サービスする人が、最も利益を得る人間である」

「成功しようと思ったら、はじめは楽をせず、苦労することが必要だ」
「人は働き過ぎて駄目になるより、休みすぎてサビつき、駄目になる方がずっと多い」

むしろマネジャーに問題が・・

2011-02-21 07:00:42 | 営業革新・マーケティング&セールス道場
あいつは出来る!
あいつは出来ない!

営業担当者の成績にバラツキがあるのを、
担当者個人の問題で片付けてしまう営業部隊が意外と多いのには驚きです。

営業担当者の成績にバラツキがあるのは至極当然のこと。

成績の振るわない営業担当者はむろん個人の資質にも問題はありますが、
むしろマネジャーの問題と捉えることはできないでしょうか。

営業担当者の日々の行動を把握していない・・
日報すらまともに見ない・・

顧客へのアプローチ状況をプロセスでつかんでいない・・
対応は営業担当者まかせで、結果の追求のみ・・

営業活動に必要な情報が共有されていない・・
ジックリ話し合う機会すらない・・

成功事例や失敗事例が握りつぶされる・・
営業スキルも個人まかせ・・

担当者の成績が振るわないのは、見方を変えれば、
実態を把握していないマネジャーのセールスマネジメントの問題と捉える事ができます。

営業活動に必要な情報を速やかに開示し、共有する。
顧客アプローチ方法を皆で研究する。

日々の営業活動の実態をつかみ、活動プロセスを視える化する。
チーム全員で学んでいくという雰囲気を醸し出す。

マネジャーとして取り組む課題はいくつもありますね。
営業マネジャーミーティングで話しました。

悪評を詮索しない・・

2011-02-14 07:00:00 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”
いい情報は聞かせてくれなくてもいい。
ただし悪い情報は必ず私の耳に入れてくれ。

たとえ、それが私の悪評であったとしてもだ。
その代わり、悪評の情報源は一切、検索しない。

永野重雄氏(戦後日本を代表する経済人・元新日本製鉄会長)の教えです。

部下はどうしても上司に悪い情報を上げるのを戸惑ってしまう。
これは組織であれば、常に付きまとう危険な兆候である。

ましてや悪評の犯人捜しなどは、もってのほかである。

上司とは違った視点で物を見て、フレキシブルに意見が言える。
上司の顔色をうかがうことなく率直に思ったままの意見が言える。

そんな状態を創りだすのが上に立つ者の務めだ。

そうすれば事業発展のきっかけとなる“思いがけない”情報が入ってくる・・
と教えてくれます。

都合のいい情報にだけ耳を傾けるな、ということでしょうか。

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永野重雄 名言

「人間は夢を持たねばならないが、それを実現すべく努力をしなければならぬ」
「男一匹、相手を殴るような気迫がなければ、いい仕事はできない」
「仕事をしていくうえで、感謝の気持ちほど貴いものはない」