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マンネリに陥っているチームを再び活性化させるにためには・・・?
少々出来すぎた話だが、例の「カマス」と「ナマズ」の話、格好の例がある。
まずは「カマス」の話。
カマスはとても気性の激しい魚で、
小魚と一緒に水槽に中に入れておくと、あっという間に小魚を食べてしまう。
そこで水槽を透明のガラスの板で仕切り、小魚とカマスを分けて入れる。
カマスは同じように小魚を食べようとするが、ガラスにぶつかってしまい、食べられない。
そして何度がこれを繰り返しているうちに、あの小魚は食べられないと学習してしまう。
そうこうしているうちに、食べるのをあきらめてしまう。
そのガラスの仕切りを取り払っても、もう小魚を食べようとしない。
まさに、無気力状態、マンネリ状態の陥ってしまっている。
そこに、別のカマス、新参者のカマスを同じ水槽に入れてみる。
その新参者のカマスは、もちろんその習性で、あっという間に小魚をたべてしまう、
それを見たマンネリ状態の先のカマスは、
その新参者に刺激され、ハット我に返り、再び猛然と小魚を食べ始めたという話。
おまけにもう一つ、「ナマズ」の話。これは実はイワシの話でもある。
イワシは生きたまま陸揚げすると、とても高く売れるという。
しかし沖合から港まで運んでくるうちに、ほとんどが死んでしまう。
ところがある漁師のイワシだけは、いつもピンピンしていたという。
実は、その漁師だけは、イケスの中にナマズを一匹、入れていた。
イワシは見たこともないナマズに驚き、
緊張して逃げ回り、生きたまま、ピンピンして港までたどりついたという話。
このカマスとナマズの話、まことに良く出来た話だが、
生き物にとって、いかに刺激が大切かという例を示すには、ピッタリの話。
チームが同じ顔ぶれで、同じ仕事を、いつものように坦々とこなしているうちに、
マンネリ状態に陥ってしまうのは、これ、自然の成り行き。
そこで大事になってくるのが、リーダーの役割。
そー、リーダー自身が新参者のカマスに、ナマズになり、
チームに緊張感を持たせるために、外からの刺激をドンドン与える。
そうすることで、チーム内に新たな発見や活力が再生し、再び活性化していく。
どうしてもチーム内の雰囲気が沈みがちな時は、
異質な経験や情報を意図的に与え、チーム内に活力を生み出すための刺激が必要です。