田山花袋(自然主義文学の代表作家)の教えです。
書物から得られる知識や情報はとても貴重である。
自分では経験できない出来事や事柄に出会い、私たちは、そこから学ぶことは多い。
一方、人には、人それぞれの生き様があり、生涯がある。
それぞれの生き様には、その人なりの生涯には、書物には勝るとも劣らない物語がある。
その物語から伝わってくる出来事や事柄から、
私たちはさまざまな影響を受け、その影響によって自分自身の生き様が変わってくる。
よい人に交わっていると、
気がつかないうちに、よい人とのつながりが出来ることがある。
よい人に交わっていると、
気がつかないうちに、よい運に恵まれることがある。
やはり生きた人間から受ける影響は、計り知れないものだ。
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田山花袋 名言を集めて見ました。
「人間は、理想が無くなっては駄目です」
「毎日掃いても落ち葉がたまる。とりもなおさず人生である」
「何でも空想で考えず、物に当たって活発にやるのがよい。
その時に出てくる知恵は、空想でこねまわしたものより、ぐっと生きている」