白井万沙之のビジネス進化塾 確かな未来づくりを応援します!!

人材育成と活用・組織マネジメント・マーケティング・シニア創業起業の教科書!!

分かりやすくなければ・・

2011-04-18 09:47:23 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”

わかりやすい表現を恥じる必要はない・・

大宅壮一(ジャーナリスト・文芸評論家)の教えです。

難しい文章を書くのは概して頭の悪い人に多い。
頭のよい人は物事をそしゃくして、わかりやすく書くものである。

わかりやすくなければ、人々の心に残らない・・と教えてくれます。

一流は難しいことを簡単に説明する。

二流は難しいことを難しく、三流は簡単なことも難しく説明する。

「一億総白痴化」「駅弁大学」といったユニークな造語は、
いまでも私たちの記憶に残っています。

これも「わかりやすさ」にこだわったからでしょうか。

・・・・・・・

大宅壮一 名言

「50人の味方がいて、50人が敵。それでいいじゃないか。
全部を味方に引き入れることなんてできっこない」

「実生よりは、接木の方によい実がなることが多い」

事業計画で忘れてはならないもの・・

2011-04-12 06:53:41 | 組織マネジメント改革の実践

事業の継続を・・と願う社長にとって、一番重要な財産はなんでしょうか?

事業計画策定に際して、話題となりました。

お客さま、社員、商品、技術、資金、株主、地域などなど意見が出ました。

お客さまや地域、株主の支持を失ってしまったら、事業はたちまち立ち行かなくなる。
社員に見限られたら、組織・チームとしての体をなさない。

商品も技術も世の中のニーズにあわなくなったら、早晩消えてなくなってしまう。
資金や不動産も一歩間違えば、あっという間になくなってしまう。

確かにお客さまも、社員も、商品も、資金も、株主も大切な財産であることは間違いない。

しかし昨今の事業承継の実態や、親と子のたくさんのバトンタッチの成否を視てみると、
事業の継続には、後継者の手腕がなによりも大切だという原則に突き当たります。

大切なお客さまも社員も株主も、商品や技術や資金も、
後継者の手腕がなければ、たちどころに失ってしまうものばかり。

逆に手腕があれば全て、いくらでも増やすことができる。
将来に渡っての事業計画の進展も確かなものになることは間違いない。

従って、事業の継続をと願うのであれば、後継者の育成を努々怠ってはならない。
重要な財産として後継者という財産を忘れてはならない。

ところが意外とこれが欠落している場合が多い。

あの後藤新平(2011年4月11日ブログ掲載)も云っています。

金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。
されど金なくして事業は成り難く、事業なくして人育ち難し。

今策定している事業計画の中に、あなたの後継を誰に託すのか、
どのように後継者を養成するのかを織り込んでおかなければなりませんね。

ある中小企業経営者の事業計画策定ミーティングで話しました。


妄想するより活動せよ・・

2011-04-11 08:35:31 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”

妄想するよりは活動せよ。
疑惑するよりは活動せよ。

あの関東大震災後、帝都復興院総裁として都市計画を立案し、東京の礎を築いた、
後藤新平(医師・官僚・政治家)の教えです。

事に当たり大切なことは、
自ら現場に足を運び、自ら決断し、自ら行動すること、と教えてくれます。

自称、専門家の論評が多いが、あれこれ意見を述べるのは容易い。
異常時では手違いや手遅れもあるが、それの批評や批判はいくらでも云える。

東日本大震災の復興論議があれこれ云われているが、

自らどう活動するか、具体的にどう行動するかが、

私たち、一人ひとりに問われているということですね。

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後藤新平 名言:

「日本の歴史に50頁書いてもらうより、
世界の歴史に1頁書いてもらうことを心掛けねばならぬ」

「金を残して死ぬ者は下だ。事業を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ」